9月6日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ炭を置くとニオイがしなくなる?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ炭を置くとニオイがしなくなる?
なぜ炭を置くとニオイがしなくなる?
答えは、とんでもない数の穴という穴にニオイが引っかかるから
詳しく教えてくださるのは
穴が開いたミクロの物質を研究し炭のこともよく知る
京都大学 アイセムス(iCeMS) 特定助教
樋口 雅一 先生(ひぐち まさかず)
- 炭を置くと よくニオイが消えるといいますが正確には消えていないそうです。
- 炭がニオイを消したり 吸収したりしている訳ではなく活性炭の穴に引っ掛けているだけだそうです。
- ニオイとは 空気中のほこり・花粉・カビ・細菌などが作り出す小さなニオイのもとが混ざったものだそうです。
- 炭はこのニオイの元をミクロの穴でつかまえるそうです。
- 炭の表面を千倍に拡大してみると、ハチの巣のようにスカスカだそうです。
- この穴という穴にニオイが引っかかることで空気中のニオイの数が減り ニオイがしなくなるそうです。
- ピーナッツ一粒、1グラム位に炭1グラムおよそ500㎡=体育館くらいの広さの表面積があるそうです。
- 50マイクロメートルに髪の毛の断面とほぼ同じ穴が たくさん開いていて その穴をすべて平らに広げるとちょっとした体育館の床くらいの面積になるそうです。
(※マイクロメートルとは1000分の1mm) - つまり、炭はミクロの穴がたくさんあるお蔭でとんでもないスペースを持ち そこでニオイを捕まえているそうです。
- 例えば、玄関に置いてあるこの300グラムの炭であれば東京ドームおよそ3個分の面積でニオイを引っ掛けていることになるそうです。
- しかし 穴は無限ではないのでニオイが溜まると引っかかる場所が減り 段々ニオイを捕まえられなくなってしまうそうです。
- そこで開発されたのがPCPという新素材だそうです。
- 炭を越える脱臭効果があるというPCP(多孔性配位高分子)
- 炭を超える脱臭効果があるすごい素材だそうです。
- ニオイを捕まえる穴が炭は2か所に対してPCPは9か所もあるそうです。
- より沢山のニオイをキャッチできるのそうです。
- 他にも多くの効果をもつPCPの研究はノーベル化学賞候補と言われているそうです。
- このPCPには人類を救うかもしれない効果があるそうです。
- PCPはニオイを閉じ込めるだけでなく、温めることで好きなときにニオイを取り出すことができるそうです。
- これがあればホームシックを実家のニオイを嗅いで落着いたり 昔食べたごちそうのニオイを再び嗅いだりすることができるそうです。
- いつかこのPCPが人類の未来を変える日が来るかも?しれないそうです。
- PCP(多孔性配位高分子)の研究は政府のバックアップを受けるほどの研究で、10月9日発表のノーベル化学賞に期待!されているそうです。
- 生鮮食品の防腐・砂漠で空気からの水分確保など多分野での活用に期待されているそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ炭を置くとニオイがしなくなる? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ炭を置くとニオイがしなくなる?
について情報発信させていただきました。