5月24日放送のチコちゃんに叱られる!で
プールで水泳帽をかぶるのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!プールで水泳帽をかぶるのはなぜ?
プールで水泳帽をかぶるのはなぜ?
答えは、夏におむつが蒸れたから
詳しく教えてくださるのは
水泳帽などの製造販売をしている会社の会長
日本中に水泳帽を普及させたご本人だそうです。
東京・両国 水泳用品メーカー会長
磯部成文 先生(いそべ しげふみ)
- 磯部さんの会社は、現在多くの水泳用品を作っていますがもともとは”おむつカバー”を作っていた会社だそうです。
- 1940年代~70年代の日本では今のような紙おむつではなく布製のおむつを使い その上から漏れを防ぐビニール製のおむつカバーをするのが定番だったそうです。
- しかし、おむつカバーは夏は蒸れるそうです。
- 夏になると売上が激減していったそうです。
- それがきっかけで、みなさんが学校で使っていた水泳帽子が誕生したそうです。
- 当時、水泳帽は競泳選手がかぶっていたものの子供達には無縁の物だったそうです。
- 1960年代 夏の娯楽といえば海水浴だったそうです。
- 海水浴のときに女性、特に女の子がかぶっていたのが海水帽だったそうです。
- 海水帽は防水性の高いビニールやナイロン素材でストライプや水玉などの模様の柄物が主流だったそうです。
- もともと会社で持っていた素材を使いまわすことができ夏の副業として会社の経営を助けていたそうです。
- その売上は多きものではなかったそうです。
- しかし、なぜかある時から、赤色、黄色といった無地の海水帽が売れていたそうです。
- そこで、磯部さんは近所の小学校に見学に行ったそうです。
- そこで、教師からプールの水が濁っていても赤や黄色の海水帽だと溺れていても確認がしやすくて助かりますと言われたそうです。
- 1960年頃のプールの水は
- 月曜日はきれい → 土曜日は濁っていたそうです。
- ろ過装置があまりよくなかったことが原因の一つと考えられるそうです。
- そこで、磯部さんは女の子女の子だけでなく男の子も含めた全員が水泳帽をかぶれば安全に授業ができると思いついて水泳帽を開発することにしたそうです。
- 磯部さんは水泳に適した素材から見直し水泳の授業のための水泳帽子の制作に取掛かったそうです。
- 形や素材を変えて何度も何度も試作を重ねたそうです。
- 1969年 スクール型ナイロンタフタ製が完成して発売したそうです。
- 女子用は耳が隠れるタイプ、男子用はキャップ型だそうです。
- しかし、一生懸命作った水泳帽子でしたがまだ当時全国にプールが少なかったので最初はなかなか売れなかったそうです。
- 磯部さんの会社は水泳帽を大量生産したのですが在庫の山になったそうです。
- 一作目の完成から5年たった1970年頃ついに磯部さん達に追い風が!
- 1964年の東京オリンピックで水泳競技の結果が振るわなかったことや子供の水難事故が多発したことで、学校でもっと水泳を教えた方がいいということで全国の学校にプールが作られたそうです。
- すると、磯部さんの会社の売上げが急上昇したそうです。
- 水泳帽がおむつカバーに替わる主力商品になったそうです。
- 1970年代には全国の学校でほとんどの生徒が水泳帽をかぶることになったそうです。
- 水泳帽の着用について外国の学校は自由だそうです。
- 「全員着用」は日本の学校 独自のものだそうです。(鳴門教育大学 松井敦典教授の見解)
チコちゃんに叱られる!プールで水泳帽をかぶるのはなぜ? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!プールで水泳帽をかぶるのはなぜ?
について情報発信させていただきました。