10月11日放送のチコちゃんに叱られる!で
メロンの網目ってなに?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!メロンの網目ってなに?
メロンの網目ってなに?
答えは、メロンの網目はかさぶた
詳しく教えてくださるのは
野菜園芸学について研究している
東京・恵泉女学園大学 人間社会学部 社会園芸学科 教授
藤田 智 先生(ふじた さとし)
- このメロンの網目模様ですが これはコルク細胞とも言われているそうです。
- これはメロンの傷を治すかさぶただそうです。
- メロンの網目が出来るまでは…。
- 藤田先生いわく…
- 「今 メロンの収穫時期を終えてしまったので放送に提供するものはできないんですよ」
- 撮れないとなると…
- 結局 頼ってしまうNHKのアーカイブス
- 「産地発!たべもの一直線」「カガクノミカタ」の映像で確認しました。
- メロンは交配後 しばらくは縦方向に大きくなり卵のような形になるそうです。
- このときは まだ網目が入っていないそうです。
- そして およそ15日くらい経つと 今度は横方向へ急激に成長していくそうです。
- このとき内側にある果肉部分の成長に皮の成長が追いつかず皮が避け始めるそうです。
- 皮に傷がつくとメロンは内側からのスベリンという物質を分泌するそうです。
- このスベリンがコルク状に固まり 人間で言うかさぶたの役割を果たすそうです。
- これが網目の正体だそうです。
- かさぶたということで「カ」の文字の傷をメロンの表面につけてみると…
- みごとにかざぶたで「カ」の文字ができたそうです。
- さすがこんな実験までするなんて「カガクノミカタ」さん勉強になります。
- メロンの網目は元々模様でついているのでなくて成長過程でできるそうです。
- しかも あの網目は農家の方が成長に合わせて ある工夫をしてより綺麗な網目にしているそうです。
- はたして農家の方はどうやってメロンの網目をコントロールしているのでしょうか?
ここから詳しく教えてくださるのは
メロン農家歴20年 深作 勝己さん
- メロンは温度管理・水管理を徹底して管理してきれいな網目になるそうです。
- 普通に育てたら網目は綺麗にならないそうです。
- たとえば水分が多すぎると太い網目(ヒルネット)が入って綺麗な網目にならないそうです。
- メロンは交配後 15日目あたりから皮の伸縮性がなくなり硬くなるそうです。
- しかし中の実だけが、どんどん成長するため 皮が裂けヒビがはいるそうです。
- この成長の度合いを調節してあげると綺麗な網目になるそうです。
- 皮が硬化するまえに、そろそろだなと見極めをつけて水を止める。
- それが農家の腕の見せ所だそうです。
- そのため 農家の方々は一日も休まず 毎日メロンの様子を観察し 絶妙のタイミングで水やりを止めるなどしながら成長を調節し綺麗な網目を作り上げているそうです。
- 温度調節して、身を大きくし糖度をあげるそうです。
- そして水の量をコントロールすることで成長スピードをコントロールして綺麗な網目を作っていくそうです。
- どれだけ農家の方が手間をかけているかは 網目の模様を見ればすぐわかるそうです。
- ではなぜそんなに綺麗な網目にこだわるのでしょうか?
- 網目の感覚が狭くて盛り上がっているのが値段の高い高級メロンというものだそうです。
- 網目の細かさが均一であればあるるほど メロンが正常に成長している証しだそうです。
- ここから藤田先生の表現に少し変化が…
- 「網目を見てください、セクシーなんですよ!」
- 「網目のセクシーなタイツをはいているのとセクシーでもない網タイツをはくのとどっちがいいと思います?」
- 担当ディレクター「それはセクシーの方がいいですよね!」
- 藤田先生の答えは「だから、網目が細かくて均一なこっちがいいんですよ。」
チコちゃんに叱られる!メロンの網目ってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!メロンの網目ってなに?
について情報発信させていただきました。