10月9日放送のチコちゃんに叱られる!で
歌うとストレス解消になるのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!歌うとストレス解消になるのはなぜ?
歌うとストレス解消になるのはなぜ?
答えは、人とは歌うと幸せになる生き物だから
詳しく教えてくださるのは
神奈川・鶴見大学 歯学部 教授
齋藤 一郎 先生(さいとう いちろう)
- 齋藤先生「まずストレスが解消したかどうかを見分ける方法があるのですが ご存じですか?」
- 番組D「いえ どうやって見分けるんですか?」
- 齋藤先生「それは唾液の量なんです」
- 唾液には 食べ物の消化や口の中に残った食べ物を洗い流す働きがありますが…
- ストレス解消とどのような関係があるのでしょうか?
- 実は歌うことで唾液が大量に分泌されるんです。
- この唾液の分泌量こそがストレス解消になったサインなんです。
- なぜストレスが解消されると唾液が出るのでしょうか?
- 歌っているときというのは副交感神経が優位の状態。
- つまり リラックスしているからなんです。
- 齋藤先生「たとえば寝ているとき ヨダレが出ている経験ありませんか?」
- 番組D「あります よく出てます」
- まさに 睡眠はリラックス状態なので唾液の分泌量が増えているんです。
- つまり歌ったあとというのは寝ているときと同じでリラックス状態なので会話しているときより唾液がたくさん出ているというのです。
- 簡単に交感神経が優位の状態 つまり緊張状態では唾液の分泌が減少するんです。
- 会社のプレゼンや結婚式のスピーチの前に緊張して口がカラカラになることってありますよねぇ。
- あれは人前で話すという緊張でストレスが増えてしまい唾液が分泌されていないんです。
- 齋藤先生が以前行った研究の中で 歌ったあとの唾液の量とストレスを表すホルモン コルチゾールの量を測定してみたところ…
- ストレスを表すコルチゾールというホルモンは減少し 唾液量は増えています。
- では なぜ人は歌を歌うとリラックスするのでしょうか?
- それは歌っているときの顔の表情筋が関係していると思われます。
- 遠い我々の祖先は獲物が大量に獲れたときや農作物が豊作だったときに歌って…
- 喜びを表現してきたんです。
- 齋藤先生によると古来人間は怒りで気持ちを高ぶらせるときや…
- 悲しみを乗り越えるとき みんなで喜びを分かち合うときにも歌で喜怒哀楽を共有して生きてきました。
- 今 私たちが歌っているときは楽しく笑顔になっていますよねぇ。
- この笑顔というのは特に表情筋がよく動いている状態。
- この表情筋がスイッチとなり人間の潜在的にある歌って喜びを表現してきてきた記憶が蘇りリラックスしているのと考えられています。
- つまり 顔の筋肉が動き笑顔で歌っているときは喜びの記憶が蘇りストレスが解消されて幸せな気分になると考えられているそうです。
- では歌ったあと本当にストレスが解消され唾液の量は増えているのでしょうか?
- ストレスを与えてガーゼを2分間噛み続けてもらい唾液の量を測ります。
- 歌う前イライラしている唾液量は6.38グラム。
- はたして歌ったあと唾液の量は増えるのでしょうか?
- 歌っていただくのは本人が一番スッキリするという♪aikoさんの「花火」
- 歌ったあとの唾液量を計測 結果は7.65グラム。
- 歌う前と比べて1.27グラム増加。
- 見事ストレスが解消されていました。
- 歌ってみて違いはあるか聞いてみました。
- ガーゼを含んだ感じがまったく違うということです。
チコちゃんに叱られる!歌うとストレス解消になるのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!歌うとストレス解消になるのはなぜ?
について情報発信させていただきました。