5月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
ホットドッグはなぜドッグ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!ホットドッグはなぜドッグ?
ホットドッグはなぜドッグ?
答えは、
実はダックスフントだったけど つづりがわからずドッグと書いてしまったから
詳しく教えてくださるのは
25年以上 ドイツの企業に勤め海外の食文化にも詳しい
茨城・つくば市 筑波学院大学 学長
大島 愼子 先生(おおしま ちかこ)
- ホットドッグにはソーセージがはさまれてますね。
- これは もともとドイツのフランクフルトで生まれたフランクフルターと呼ばれているソーセージが使われているのです。
- 1860年ごろには アメリカに移住したドイツ人が 鍋であたためたソーセージを売り歩いていたのですが…
- 手で持つと熱いのでパンで挟んで売り歩いていたそうです。
- その フランクフルターを「ホットドッグ」と名付けたと言われているのが…
- 漫画家の タッド・ドーガン(Tad Dorgan)
- 1901年のある日 ニューヨーク・マンハッタン
- タッド・ドーガンはニューヨーク・ジャイアンツの本拠地 ポロ球場にいました。
- スポーツ漫画家の彼は ある光景を目にしました。
- 取材のため野球の試合を見に行ったときのことです。
- 試合を観戦していると 威勢のいい売り子の大きな声が 彼の耳に 飛び込んできました。
- 売り子「あたたかくて おいしいよ!」
- その声の持ち主は 名物売り子のハリーでした。
- ハリー「これを食べたら 勝利間違いなしだよ!」
- ハリー「あたたかい ダックスフントソーセージ いかがですか?」
- フランクフルターソーセージは ダックスフントに似ているということで…
- ダックスフントソーセージと呼ばれていまいした。
- フランクフルターソーセージの特徴は 茶色い見た目と 細長い形状。
- その見た目が 犬のダックスフントに似ているということから…
- 当時 アメリカでは「ダックスフントソーセージ」と呼ばれていました。
- ハリーの声につられて たくさんの お客さんがダックスフントソーセージを買ってました。
- このを売っている様子を漫画にしたいと タッド・ドーガンは思いました。
- そして タッド・ドーガンは印象的だったダックスフントソーセージを売るシーンを新聞の漫画に描くことにしました。
- すると…
- 原稿に Dachshund(ダックスフント)の文字を書こうと思っても つづりがわからない…
- タッド・ドーガンは頭を抱えてしまいます。
- 当てづっぽで書こうと思ったのですが 間違えるとバカにされると思い…
- そこで 彼が出した答えが…
- タッド・ドーガン「そうだ!Dog(ドッグ)と書いてしまおう!」
- こうして Dachshund(ダックスフント)のつづりがわからず…
- Dog(ドッグ)と書いたまま 新聞に掲載。
- それが 全米で大きな反響を呼んだため HOTDOG(ホットドッグ)と呼ばれるようになったのです。
- アメリカにある ホットドッグとソーセージの歴史を研究している団体によると…
- 「How term “hot dog” came sbout.」に
- 原文「Not sure how to spell “dachshund” he simply wrote “hot dog!”」
- 和訳「(タッド・ドーガン)はダックスフントのつづりがわからずホットドッグとだけ書いた」
- と紹介されています。
- さらに…
- 原文「However, historians have been unable to find this cartoon,」
- 和訳「その漫画は 今も見つかっていない」
- とも。
- その漫画は今は残っておらず…
- 残念ながら お見せすることができません。
- その後 全米に広がり…
- 今や アメリカ人の国民食とも言えるほど浸透しました。
- 番組D「ちなみにホットドッグはお好きですか?」
- 大島先生「いや あんまり食べませんね」
チコちゃんに叱られる!ホットドッグはなぜドッグ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!ホットドッグはなぜドッグ?
について情報発信させていただきました。