12月13日放送のチコちゃんに叱られる!で
裏声はなぜ出る?という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!裏声はなぜ出る?
裏声はなぜ出る?
答えは、のどが諦めるから
詳しく教えてくださるのは
大学でオペラを教える
東京・桜美林大学 教授
小林 玲子 先生(こばやし れいこ)
- 声というのは閉じた声帯が震えることによってできた空気の波のことだそうです。
- その空気の波を作り出すのが…
- のどの奥にある声を出すための器官の声帯という部分だそうです。
- 普通に呼吸をしているときは、声帯が開いているそうです。
- 声をだしたり、歌ったりするときは、左右の声帯が閉じ、間を通る息によって振動し、そこでできた空気の波が声になるそうです。
- この時、声の高さを決めているのが声帯の筋肉・声帯筋と輪状甲状筋。
- 声帯筋が縮むと声帯が短くなって低い声が出て輪状甲状筋が引っ張られて高い声が出るそうです。
- わかりやすくゴムで例えると、
声帯が縮んでいる → ゴムを張らない状態 → 低い音
声帯が張っている → ゴムが張っている状態 → 高い音 - 声帯もゴムのように伸び縮みすることで音の高さが変わるそうです。
- 声の高さは、この2つの筋肉が綱引きのように引っ張り合うことで決まっているそうです。
- 声の出ている声帯を見てみると、開いている声帯が閉じて合わさることで声が出ていることがわかるそうです。
- だいたい1秒間に160回くらいしているそうです。
- 低い声から高い声の声帯の伸びる状態を見てみると…
- 声帯が引き延ばされる状態がわかるそうです。
- 低い声のときは声帯が短く、高い声のときは声帯が長く引き伸ばさているそうです。
- 声の高さは声帯筋の張り具合によって決まるのですが。
- 裏声は声帯筋の張り具合には関係ないそうです。
- 声帯筋の厚さに関係があるそうです。
- 声帯に厚みがあるときは合わさっている面積も多き状態、これが地声だそうです。
- 高い声を出すと声帯は徐々に引っ張られ薄くなるそうです、これが高い地声だそうです。
- しかし、一方で地声を維持しようとして声帯の厚さを保とうとする力も働きます。
- 高い地声のときは、地声を保とうと厚さをキープするそうです。
- そして地声の限界がくると、声帯筋は「これ以上引っ張られたら壊れちゃう」と悲鳴をあげるそうです。
- 声帯は限界まで引っ張られると厚さを保つことをあきらめて、長く引き伸ばされて一気に薄くなるそうです。
- 限界になると、声帯の厚さを保つことを諦めるそうです。
- こうして声帯同士が合わさる面積も一気に小さくなり裏声になるそうです。
- ソプラノ歌手は最初から声帯筋が諦めた裏声で歌っているそうです。
- ソプラノ歌手は裏声だけで曲を歌うそうです。
チコちゃんに叱られる!裏声はなぜ出る? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!裏声はなぜ出る?
について情報発信させていただきました。