2月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く?
なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く?
答えは、目が横についているから
詳しく教えてくださるのは
鳥の歩行研究の第一人者
東京大学 名誉教授
樋口 広芳 先生(ひぐち ひろよし)
- 人間の目は前向きについていて、さらに眼球を動かせるそうです。
- しかし、ニワトリの目は横向きについていて、眼球があまり動かせないそうです。
- ニワトリの首の動きは、前後に振っているように見えますが、実はちょっと違うそうです。
- 正確な動きについてはじっくり観察するか撮影して細かく見てみる必要があるそうです。
- そこで、養鶏場でニワトリを一羽お借りして歩行映像を撮影したそうです。
- スローモーションでニワトリの歩く首の動きを解析したそうです。
- 1.首を伸ばして頭の位置を止める
- 2.頭の位置を止めたままで体だけ歩く
- この動きを繰り返していることが明らかになったそうです。
- 頭(目)の位置を静止する動きと前進するのを繰り返しているそうです。
- これは、頭の位置を止める点がキーポイントだそうです。
- 頭の横にカメラを着けて普通に歩いてみると…
- 映像を確認してみると視界が流れるので景色がハッキリと見えないそうです。
- 横にあるスケッチブックに書かれている文字が判読できないそうです。
- 次にニワトリ式歩行をすると、スケッチブックに書かれている文字がクッキリ読めたそうです。
- ちなみにスケッチブックに書かれていていた言葉は?
- 「岡村のバカ」
- では、なぜこの違いは起こるのでしょうか?
- 人間の目は前に付いていて眼球が動かせるそうです。
- そのため、移動しながらも眼球を動かすことで目標を見ることが可能だそうです。
- 一方、ニワトリは目が横についていますので景色が流れるそうです。
- ニワトリが首を前後に振る理由は?
- パントマイムのように頭を止めながら歩くと流れる景色を静止画のように見ているそうです。
- なぜ、このように進化したのでしょうか?
- ニワトリの祖先は、地上を歩きながら餌を探す修正があったそうです。
- いろんな外敵がいる中で視野を広くたもつために目が横に付くようになったそうです。
- しかしながら視野の広さと引き換えに視界が流れてしまうという問題点が発生してしまったそうです。
- それを克服するために頭を止める歩き方が生まれたそうです。
- ニワトリの目が大きく視界が広いのは?
- 目を動かすには大きな筋肉がひつようだそうです。
- しかし、頭に筋肉がつきすぎると重くなって歩けなくなるそうです。
- そこで、目をあまり動かすことができなくなったそうです。
- その他の諸説としては…
- 歩くときの体のバランスをとるため頭を前に出して重心を移動させている。
- 首を細かく動かして片側ずつ1つの目で物を立体的に見ようとしている。
チコちゃんに叱られる!なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜニワトリは首を前後に振りながら歩く?
について情報発信させていただきました。