6月14日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜプリンは3個で売っている?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜプリンは3個で売っている?
なぜプリンは3個で売っている?
答えは、お父さんが食べないから
詳しく教えてくださるのは
商品の価格や消費者心理に詳しい
学習院大学 経済学部経営学科 教授
上田 隆穂 先生(うえだ たかほ)
- そもそも1個で売るカッププリンが誕生したのは”レディ・トゥー・イート”といってすぐに食べられるものが好まれる時代だったそうです。
- 1970年代 日本は高度経済成長期
- 会社員たちは朝から晩まで猛烈に働きモーレツ社員と呼ばれる仕事人間が多くいたそうです。
- 父親が遅くまで働いてなかなか帰ってこなかったそうです。
- 当時は、親子で一緒に過ごす時間が少なかったそうです。
- また当時は食事をゆっくり食べる時間が無かったそうです。
- これまでになかった手間をかけずに食べられる大手ファストフード店が日本に上陸したりカップ麺が発売されたりするなど、食の環境が大きく変化していたそうです。
- 当時はプリンも家庭で粉末から手作りしていたそうです。
- 世の中がすぐに食べられる時代になってきたのでその経緯でカッププリンも開発されたそうです。
- 1971年 日本初のカッププリンが誕生したそうです。
- では、なぜ3個売りのプリンが誕生したのでしょうか?
- 当時の家族構成が夫婦2人と子供2人の4人家族が一般的だったそうです。
- 一般的な家族構成が4人なのに、なぜプリンは3個パックに?
- 昼間はお父さんが働いていて家にはいないのでおやつの時間には母と子供2人で3人分で3個パックになったそうです。
- さらに、当時プリンは子供のおやつであり 大人の男性が食べるイメージがあまりなかったそうです。
- 父親を除いた、母と子の3人分として定着して時代が変わった今も3個売りが続いているそうです。
- 小さい頃から”プリンは3個売り”と刷り込まれたそうです。
- ちなみに、スーパーではさまざまな商品がセット売りされています。
- 実際にスーパーを覗いてみると?
- ヨーグルトは4個で売られています。
- ヨーグルトが4個パックの理由は?
- プリンと違いヨーグルトは朝食で食べることが多いため家族みんな朝食を食べらるために4個パックになっているそうです。
- 納豆はで3個で売られています。
- 納豆が3個パックの理由は?
- 賞味期限の問題があって4個や5個にすると単身者の場合 賞味期限までに食べ切れない食べきれないことがあるので 賞味期限までにちょうど食べ切れる3個になったそうです。
- ウインナーが2袋売りの理由は?
- ウインナーは小分けにして食べた方が鮮度が保てて使い切れるサイズでお買い得感もでるので2袋になったそうです。
- 別の番組の情報では2袋にすると棚に陳列したときに安定するからという意見もあったそうです。
- 焼きそばが3人前の理由は?
- 一般家庭の平均的なフライパンのサイズが焼きそば3人前の調理に適した大きさだからだそうです。
- チコちゃんが3個売りにして欲しいのはペアグラスだそうです。
- 理由は、1個割れちゃったらかわいそうだから予備に1個の最初から3個あればいいなと思っているそうです。
- 話は、”もずく”ですが、チコちゃんは2個売りと言ってゲストの杉咲花さんは3個売りと言ってました。
- 2人とも自分の意見が正しいと言い張るので調べてみました。
- 番組スタッフが13社を調査したところ2個セットは3社、3個セットは10社、4個セットは1社、1個は1社で圧倒的に3個セットが多いという結果に、チコちゃんの負け!
チコちゃんに叱られる!なぜプリンは3個で売っている? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜプリンは3個で売っている?
について情報発信させていただきました。