8月29日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ寝ている人に話しかけても起きない?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ寝ている人に話しかけても起きない?
なぜ寝ている人に話しかけても起きない?
答えは、脳が安全な音だと判断しているから
詳しく教えてくださるのは
睡眠の研究を30年以上続けている
東京・文京区 東京大学アイソトープ総合センター 特任研究員
裏出 良博 先生(うらで よしひろ)
- 実は人間は寝ているときでも音は聞こえているそうです。
- 人間は寝ている間も音が聞こえている?
- 人間は寝ていて意識がない状態でも周りで音がした場合 その音は鼓膜を刺激し脳に届いています。
- しかし 音によっては気にならずにスヤスヤ眠れたり逆にパッと起きたりするのはなぜでしょうか?
- 脳が音の種類を聞き分けているのです。
- 例えば 家の近くで夜、工事などが始まると 最初はうるさくて眠れませんが そのうち慣れてきて眠れるようになります。
- これは 脳が聞き慣れた音=安全と判断しているからです。
- 高速道路沿いや線路沿いなどで暮らす人がスヤスヤ眠れるのもこれと同じことです。
- 一方 物が割れる音など 聞き慣れない音は脳が危険だと判断して起きてしまいます。
- 人間はもともと自然の中で生きてきた動物だからです。
- 寝る=死と隣り合わせだったからです。
- もし 天敵が現れ気づかずに寝ていたら 待っているのは死。
- そのため天敵が現れたら逃げないといけません。
- 動物にとって音は命を守る重要な情報 → 寝ていても脳に音が届いていいます。
- しかし どんな音にでも反応していると眠ることができないのです。
- そのため音によって安全か危険化の判断をし 少しでも睡眠を確保するように脳が進化したと考えられています。
- 寝る前の感情によって同じ音でも脳の認識は変わります。
- 気持ちによって寝ている間の音の聞こえ方が違います。
- 例えば お父さんが翌日仕事なので気がのらない時は 目覚ましの音が聞こえなかったり 無意識に止めたりします。
- ところが楽しみにしているゴルフなどの遊びの時は パッと目が覚めます。
- なぜ感情によって同じ音でも脳の認識に差が出るのか まだよくわかっていないのです。
- 脳の機能についてはまだまだ研究段階だそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ寝ている人に話しかけても起きない? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ寝ている人に話しかけても起きない?
について情報発信させていただきました。