9月6日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜコアラは木に抱きつく?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜコアラは木に抱きつく?
なぜコアラは木に抱きつく?
答えは、暑さ対策
詳しく教えてくださるのは
コアラや猿など木の上で生活する動物を専門に研究する
オーストラリアまで出向きコアラを調査する日本で数少ない専門家
北海道大学 大学院地球環境科学研究院 助教
早川 卓志 先生(はやかわ たかし)
- コアラの主な生息地は夏では日中の気温が49.1℃にまでなるような暑いオーストラリアの南東部に住んでいるそうです。
- そんな暑い地域で生きるコアラには、多くの謎があるそうです。
- コアラの謎、水をほとんど飲まないそうです。
- 私たち人間は熱くなった体を冷やすために水を飲むなどします。
- ところが、コアラは水をほとんど飲まず、水分の摂取は主食にしているユーカリの葉からのみだそうです。
- コアラの謎、汗で体温を下げられないそうです。
- 実は、全身から汗をかいて体温を下げる動物は人間と走った後に汗をかく馬ぐらいだそうです。
- 犬は荒い呼吸、猫は全身をなめるなどして体温を下げているそうです。
- しかし、水も飲まないし、汗もかかない そんなコアラが果たしてどうやって体を冷やしているのか?
- それが長年の科学者たちの疑問だったそうです。
- けど、その謎が解明されたそうです。
- その謎が解けたのはつい最近の2014年 科学分野で権威のあるイギリスの専門誌にコアラの体温調節に関する驚きの調査結果発表されたそうです。
- それはコアラは体の熱を木に移して体温を下げていたそうです。
- つまりコアラは、木に抱きついて涼むということがわかったそうです。
- さらにこの研究では、コアラは気温が高ければ高いほど温度の低い木を選ぶことも判明したそうです。
- コアラはより冷たい木を求めて木から降りて 地上を走り回ったりすることもあるそうです。
- 早川先生がビックリした、おかしなコアラの生態①
- コアラの赤ちゃんは変わったもの食べるそうです。
- それはお母さんコアラのウンチだそうです。
- お母さんコアラのウンチにはユーカリの葉の繊維を分解する微生物が含まれているそうです。
- コアラの赤ちゃんは、その微生物をお母さんのウンチから取込んで、ユーカリを消化できる体を作っているそうです。
- 早川先生がビックリした、おかしなコアラの生態②
- コアラはなんと一日22時間も寝るそうです。
- コアラは寝ている間に沢山食べたユーカリの葉を消化しているそうです。
- ユーカリの葉には毒があり、解毒・消化には大量のエネルギーが必要だそうです。
- そのため2時間しか起きていられないそうです。
- 早川先生いわく「ほんとコアラ変わってますよね、かわいいけど」
- コアラが木の上で生活する理由について?
- 他の動物が食べないユーカリの葉を主食にしてしまったばかりに手も足も木に登りやすいように進化したしたそうです。
- そのため地面での生活がかえって苦手になって できる限り冷たい木を選んで体を冷やしているそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜコアラは木に抱きつく? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜコアラは木に抱きつく?
について情報発信させていただきました。