9月14日放送のチコちゃんに叱られる!で
イライラのイラってなに?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!イライラのイラってなに?
イライラのイラってなに?
答えは、トゲ
詳しく教えてくださるのは
明治大学 文学部 教授
小野 正弘 先生(おの まさひろ)
- イラという言葉は古くからある言葉で植物のトゲを指す言葉だそうです。
- イライアラは イラが2つ重なった言葉でトゲがいっぱい出ている様を表現しているそうです。
- イラクサという名前の植物があるそうです。
- 葉っぱの裏にトゲがいっぱい出ていて それでイラクサという名前になったそうです。
- イラがある草でイラクサだそうです。
- この小さなトゲが肌に触れると深いになるのが イライラするという由来だそうです。
- 平安時代(934年頃)に書かれた現存する日本最古の百科事典である倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)にも草のトゲのことを苛(イラ)と記載しているそうです。
- さらに明治の文豪 夏目漱石の名作 草枕にも「刺(トゲ)に手をふれて見ると いらいらと指をさす。」とトゲが刺さって不快な様子をイライラと表現しているそうです。
- 現在でもトゲのことをイラと表現する地域があるそうです。
- それは 長州(現在の山口県)
- サボテンのトゲを示しながら「ここは何ていいますか?」という質問に「イラ」と答えるそうです。
- 草花のトゲをイラと説明してくれるそうです。
- さらに 鹿児島の方に聞いてみても 同じサボテンを使った質問にイラという返答があったそうです。
- ちなみに植物ではなく 魚のトゲの写真を見せると「これも正式にはイラ」だそうです。
- 魚の背びれのトゲもイラだそうです。
- 長崎県出身の方が「クラゲのことや毛虫に刺されることをイラ(イーラ)」というそうです。
- 何かを刺すことをイラ イーラと表現するそうです。
- 小野先生によれば、金平糖の角もイラと呼ぶそうです。
チコちゃんに叱られる!イライラのイラってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!イライラのイラってなに?
について情報発信させていただきました。