5月3日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ写真を撮るとき「はいチーズ」と言う?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ写真を撮るとき「はいチーズ」と言う?
なぜ写真を撮るとき「はいチーズ」と言う?
答えは、チーズがおいしかったから
教えてくださるのは
カメラ一筋44年 東京・半蔵門にある
日本カメラ博物館 主任学芸員
井口芳夫 先生(いのぐち よしお)
- もともと写真を撮るときに「はいチーズ」と言うようになったのは海外にルーツがあったそうです。
- 写真を撮る側が「say cheese!(チーズと言ってごらん)」と言って撮られる側はcheese!(チーズ)」と言ったときにシャッターを切るというようになっていったそうです。
- では「cheese!」と言わせる目的は何だったでしょうか?
- 19世紀末頃のカメラは一般家庭にはなくて写真館にしかなかったそうです。
- 写真館で写真を撮ると1枚、数万円かかって非常に高価だったそうです。
- そのため撮られる側が「失敗できない」、「動いちゃいけない」と緊張して顔が笑顔にできない人だらけでした。
- そこで、撮る側のカメラマンが何とか緊張をほぐして笑顔にする方法はないかと考えて「Say cheese!」と声をかけるようにして、撮られる側が緊張しても笑顔の写真が撮れる
ようにしたそうです。 - 英語で「cheese」と発音すると口が「イー」と笑ったときの形になるので「cheese」と言わせて笑顔にすることが目的だったそうです。
- でも「イー」で終わる言葉は、他にも
- 「Funny(ファニー)」
- 「Lucky(ラッキー)」
- 「Happy(ハッピー)」
- 「Cookie(クッキー)」
- 「Strawberry(ストロベリー)」
- などあるのに、何で「cheese(チーズ)」になったのでしょうか?
- それはチーズが海外では「なじみが深い食べ物」だったからだそうです。
- それに緊張している時においしい食べ物をイメージすることでリラックスできる効果があったからだということです。
- おいしいものを思い浮かべるだけで笑顔になるそうです。
- そこで、笑顔にさせるために、おいしい「チーズ」の掛け声にしたそうです。
- それでは、国によって違いがあるのか?
- ロシアでは「C bl P(スイール)」意味はチーズだそうです。
- 韓国では「김치(キムチ)」だそうです。
- スウェーデンでは「omelett(オムレツ)」だそうです。
- 中国では「茄子(ナス)」だそうです。
- スペインでは「patata(ポテト)」だそうです。
- メキシコでは「whisky(ウィスキー)」だそうです。
- 日本にもおいしいものがあるのになぜチーズ?
- きかっけは1963(昭和38)年のテレビCMにあるそうです。
- それはCMはチーズのCMだったそうです。
- このチーズメーカーのCMをきっかけに写真を撮る時に「チーズ」という掛け声がブームなって、現在でも続いているそうです。
- しかし解説してくれた井口芳夫 先生は「はいチーズ」に物を申したいということです。
- それは日本人が「チーズ」と言うと口が「ウ」で終わりタコのような顔になってしまうからだそうです。
- では日本人は何と言えばいいのでしょうか?
- そこで井口芳夫 先生は「1+1」は?「2」にすれば口元が笑顔になると言われました。
- 納得の答えですね!
- これからはみなさんも「1+1」は?「2」で写真をとりましょう。
- 井口芳夫 先生から、他にも「おすし」「すき焼き」もいいですねといただいたそうです。
- フランス人は「cheese(チーズ)」とも言いますが、他にも小型の猿の名前で「Ouistiti(ウィスティティ)」というそうです。
- 「ウィスティティ」の「ティティ」で二度口角が上がるため笑顔に見えるそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ写真を撮るとき「はいチーズ」と言う? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ写真を撮るとき「はいチーズ」と言う?
について情報発信させていただきました。