7月9日放送のチコちゃんに叱られる!で
笑うとき手をたたくのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!笑うとき手をたたくのはなぜ?
笑うとき手をたたくのはなぜ?
答えは、明石家さんまさんのせい
詳しく教えてくださるのは
脳科学を研究している
公立諏訪東京理科大学 教授
篠原 菊紀 先生(しのはら きくのり)
- そもそも人が手を叩くという行為には相手を認めるという意味が込められています
- 例えばコンサートなどのスタンディングオベーションのように人が手をたたくという行為には相手を認める・褒めるという意味が込められています
- 笑いながら手をたたくというのは 自分を笑わせた相手を認めているということなんです
- さらに この手をたたくという行動には もう1つ目立ちたいという思いも込められています
- 笑いながら手をたたく行動には自分を笑わせた相手を認めると同時に笑っている自分を目立たせるという思いも込められているというのです
- しかし 手をたたいて笑うという行動は比較的近年になってからなんです
- だから お年寄りより若い人たちのほうがよく手をたたいて笑うんです
- 本当にお年寄りよりも若者のほうが笑うときに手をたたくのでしょうか?
- まずは60代70代の方々に大笑いしていただくと?
- 手をたたいて笑ったのは6人中たったの1人という結果に
- 一方 20代の若者は?
- なんと6人全員が手をたたいて笑いました
- では なぜ若者は手をたたいて笑うのでしょうか?
- それは 今の若者は お笑いのテレビや舞台を見て無意識にまねるミラーニューロンが働くからなんです
- ミラーニューロンとは別名 ものまね細胞 とも言われていて…
- 誰かの行動をついまねしてしまう経細胞のこと
- 例えば 誰かがあくびをするのを見ると つられてあくびをしてしまうのもミラーニューロンの働きによるものではないかと考えられています
- 他にも親が手をたたくのを見て赤ちゃんがまねるのも 飲みたいタイミングではないのに他人が飲んでいるしまうのもミラーニューロンの働きだと考えられているのです
- ですから 面白いことを言って笑いながら手をたたくというのは脳内で手をたたいて笑う姿が再現されるからなんです
- さんまさんの あの手をたたいて笑う 笑い方を見て育った若手芸人やテレビの前の若者が…
- さんまさんに強い親近感や尊敬を抱いているのでミラーニューロンが強く働いているんです
- だからお年寄りより笑うときに手をたたくことが多いんだと思いますと篠原先生
- テレビのお笑い番組を見て育った若者はテレビの影響 特に明石家さんまさんの影響が大きいのではないかとと先生はおっしゃいます
- ちなみに さんまさんは手をたたいている自分を目立たせることで”今 相手が面白いこと言った” ”面白いことが起きている”ということを周りに強調しているんですねと篠原先生
- そして周りの出演者やお客さんも手をたたいて笑うので より大きな笑い生まれる
- さんまさんは それを本能的に演出しているんだとおもいますと篠原先生
- こうして 明石家さんまさんの手をたたいて笑う姿を見て育った若手の芸人や若者は面白いことが起きたとき 手をたたいて笑うようになったのいうのです
- このことを若い方に伝えると…
- 男性・26歳「小さいときからテレビっ子だったので やっぱそういう影響は確かにあるのかもしれない」
- 一方 男性・62歳のこの方は「あんまり喜怒哀楽を そんなに大きく出さないのがいいんだみたいな そういう教育があったかもしれない だから笑うときも大声を出すよりは肩を揺すってたり…」
- そして 67歳の関根勤さんは…
- 関根勤「さんまさんかぁ~ いちばん影響力ありますからね あの人がねぇ~ さんまさんって すっごい褒められたいから 俺たちも気を遣ってやってんのかな?って あるかもしれない(笑)」
- 最後に篠原先生から「チコちゃんが本当に笑っちゃうとどうなるの?」と聞かれて…
- チコちゃん「歯が出る」と明石家さんまさんの顔みたいになったチコちゃんでした
- 注釈で「笑うとき手をたたく理由については、考えられる解釈をしております。」だそうです
- 関根勤さんからマニアックな情報で…
- 「ジャニーズの子は体幹がシッカリしているので手をたたくスピードが速い」そうです
チコちゃんに叱られる!笑うとき手をたたくのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!笑うとき手をたたくのはなぜ?
について情報発信させていただきました。