10月25日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜサンマの内臓はおいしく食べれる?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!なぜサンマの内臓はおいしく食べれる?
なぜサンマの内臓はおいしく食べれる?
答えは、うんちがないから
詳しく教えてくださるのは
日本の魚について研究している サンマを研究すること25年
サンマ漁に関する論文まで書いてしまった サンマ愛あふれる方
東京・中央区 漁業情報サービスセンター 漁況グループリーダー
渡邉 一功 先生(わたなべ かずよし)
- サンマの内臓がおいしいのはうんちがたまりにくいからだそうです。
- なぜサンマの内臓にはうんちがたまりにくいのでしょうか?
- サンマに胃が無いからだそうです。
- 胃が無い魚というのは無胃魚(むいぎょ)と呼ばれているそうです。
- 無胃魚はけっこう種類がいるそうです。
- サンマやコイ、イワシは胃が無い無胃魚だそうです。
- 胃がある有胃魚にはタイ・アジ・ホッケなどがあるそうです。
- 胃がある魚は加工品などで内蔵を食べることもありますが塩焼きなどでは排せつ物が溜まって美味しくないため内蔵を取って食べるそうです。
- 一方、サンマやイワシは、そのまま食べるそうです。
- コイの甘露煮など、そのままたべますよねぇ…
- これは胃が無いためお腹の中に排せつ物が溜まらないからだそうです。
- 無胃魚に胃が無い理由はわかっていないそうです。
- 渡邉先生は、このように推測されているそうです。
- 「胃が無いぶんだけ体が軽くなります。そのため敵から逃げやすくなったり動きやすかったりとかそういった利点があります。」
- サンマは日没直後にエサを食べ30分で消化するそうです。
- そして、サンマ漁はサンマが明かりに寄ってくる習性を利用して主に夜中に行われるそうです。
- エサはとっくに消化し終わっているのでこのときサンマのお腹は基本的に空っぽだそうです。
- さらに美味しいサンマを食卓に届けるた港ではお腹の膨れ具合などで排せつ物が残っていないかを選別するそうです。
- 排せつ物があるサンマは エサ食い などと呼ばれ全て加工品用になり鮮魚として店頭に並ぶ
ことはないそうです。 - ここで鮮魚として出荷されたサンマの内臓を確認してみることにしたそうです。
- せっかくなので七輪で焼いて美味しくいただいたそうです。
- 渡邉先生から美味しくサンマを焼くコツについて教えを請いたそうです。
- おいしいサンマの焼き方
①塩を全体に軽く振って10分してから水分を
拭き取る、こうすると味が濃厚になる。
②片面がきちんと焼けるまでジッと我慢
という2つのポイントがあるそうです。 - 本来の目的である内蔵の確認ではなく いかに美味しく食べるかにこだわり出す渡邉先生…
- 特に水分を拭くことで味が濃厚になるそうです。
- おいしいサンマの見分け方
目利きポイントは?
①目が澄んでいる
②くちばしの先が黄色い
③太ってくれば太ってくるほど背中が膨れて張ってくる
という3つのポイントがあるそうです。 - 渡邉先生のサンマ愛を聞くこと10分。
- いい感じでサンマが焼けてきました。
- 渡邉先生の会心のできのサンマ…
- 食べてなくなる前に内臓を確認!?
- なんとなく最初から薄々わかっていましたが…
- 焼いたサンマの内臓は、どこが何だかよくわかりません。
- しかたないので、ここは美味しくいただくことにして…
- サンマはエサを、お腹側にある消化管(腸)で消化しているそうです。
- この腸に、ほかの内臓(肝臓・心臓)をくわえたものがはらわた つまり わた と呼ばれている部分だそうです。
- わた はちょっと苦味があって、それが美味しいそうです。
- わた が苦いのは胆汁が含まれているからだそうです。
- 渡邉先生によると…
- わた には、ビタミンA・Dに加えて血液をサラサラにすると言われるEPAも豊富に含まれているそうです。
- 最後にこれから冬になると脂がのらなくなってくるサンマについて渡邉先生はどうしてもお伝えしたいことがあるそうです。
- 「漁期の後半になってくるとサンマの体の中から脂分が少なくなってきます。圧力鍋で煮てあげてつくだ煮みたいな形にしてもらうと骨まで食べられますしまたおいしいサンマになっていきます。」
- 渡邉先生、ごちそうさまでした!
チコちゃんに叱られる!なぜサンマの内臓はおいしく食べれる? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜサンマの内臓はおいしく食べれる?
について情報発信させていただきました。