12月27日放送のチコちゃんに叱られる!で
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根?
共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根?
答えは、勇気のシンボルだから
詳しく教えてくださるのは
チコちゃんの大ファンで
赤い羽根共同募金の企画推進委員長で
社会福祉や共同募金の研究をしている
京都・同志社大学 社会学部 教授
上野谷 加代子 先生(うえのや かよこ)
- 共同募金は社会福祉法で定められた寄付金の募集だそうです。
- 厚生労働大臣の告示によって毎年行われる募金だそうです。
- まず、共同募金の仕組みを知ろう!
- 各都道府県にある共同募金会は毎年4月ごろ民間の福祉団体などから活動内容を募集するそうです。
- そして翌年4月 選ばれた活動に集まった寄付金を分配するそうです。
- 共同募金が始まった1947(昭和22)年は、赤い羽根ではなかったそうです。
- バッジだったそうです。
- バッジには英語で「Community Chest」と刻印されていたそうです。
- 「Community Chest」は日本語で共同募金という意味だそうです。
- 実はこのバッジ、金属製だったため、そこそこコストがかかっていたそうです。
- そこでバッジの代替案を考えたそうです。
- 考えて考えて、決まったのが赤い羽根だったそうです。
- ではなぜ考えて赤い羽根になったのでしょうか?
- それはアメリカの共同募金運動に赤い羽根が使われていたからだそうです。
- しかし、ただ真似をしたわけではないそうです。
- 赤い羽根には深~い意味があったそうです。
- 共同募金会の資料を調べてみると…
共同募金会資料
みんな一緒に生きていく(共同募金運動50年史)より
P.18 4.シンボル「赤い羽根」の登場
(1)「赤い羽根」の誕生
◆不評だった金属バッジ の中に…
「アメリカやヨーロッパでは「赤い羽根」は勇気を表す象徴」
と書かれています。
- これだけでは、なぜ「勇気の象徴」なのかわからないのでメールでアメリカにリサーチを依頼した結果…
- すると現地の古い新聞を発見したそうです。
- そこには赤い羽根にした2つの理由が書いてあったそうです。
- 1つ目は…
- 14世紀 勇敢な行いをした一人の勇者に赤い羽根を付ける権利が与えられた、その男の名前はロビンフッドというイギリスの伝説。
- 2つ目は…
- アメリカのある先住民の間では過酷な戦いに勝利した勇者のみ赤い羽根の着用が許可されたとうお話。
- この赤い羽根イコール勇気の印という話をもとに募金をするという勇気ある行動に対し赤い羽根を配ったそうです。
- 日本でも、それにならい70年以上、赤い羽根は共同募金のシンボルとして親しまれているそうです。
- 共同募金は2018年度までに総額1兆27億7,462万3,000円(中央共同募金より出展)だそうです。
チコちゃんに叱られる!共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!共同募金でもらえるのはなぜ赤い羽根?
について情報発信させていただきました。