9月1日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜゼリーはフタまでパンパンに入っている?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜゼリーはフタまでパンパンに入っている?
なぜゼリーはフタまでパンパンに入っている?
答えは、プルンプルンを守るため
詳しく教えてくださるのは
食品の研究をおこなっている
城西大学 薬学部 助教
君羅 好史 先生(きみら よしふみ)
- ゼリーをパンパンに詰め込むのは 実はプルンプルンの食感を守るためなんです。
- ゼリーは運搬時に衝撃が加わると食感が崩れてしまうんですがパンパンに詰め込むことで崩れるリスクが減らせるんです。
- いったいどういうことなでしょうか?
- というわけで こんな実験。
- パンパンに入れたゼリーと少し隙間を空けたゼリー。
- この2つを実際に運んでみて崩れるのか調べてみました。
- 協力してくれたのは どんな険しい道でも確実に届けてくれるUber EatsならぬChico Eats。
- チーコーチーツの配達員が背中のバッグに2種類のゼリーを入れて自転車で運びます。
- それでは検証スタート。
- BGMは軽快に ゆず・夏色。
- 初めは普通の自転車で都会を走っていたかと思ったら…
- いつの間にかマウンテンバイクで未舗装の山道をレースさながらガンガン走っていきます。
- さらに気が付けばBMXに乗り換えて競技コースでハーフパイプを行ったり来たり。
- 突然現れたダブルダッチに挑戦したりトランポリンで宙返り。
- いつのまにかBGMは感動の ゆず・栄光の架橋に。
- と思ったら最後は鉄棒の大車輪で着地も見事に成功。
- 紆余曲折ありようやく目的地に到着。
- 果たしてゼリーはどうなっているのでしょうか?
- まずはパンパンに入ったゼリーから。
- しっかり弾力もありプルンプルンをキープ。
- 一方 隙間を空けたゼリーは グチャグチャになっていました。
- その差は お皿に出すと一目瞭然。
- 今回の運搬中の映像を君羅先生に見ていただき…
- 番組D「先生 こういうことですよね!」
- 君羅先生「さすがに これはやり過ぎかもしれないですが まぁ そういうことです」
- 振動はゼリーにとって天敵です。
- パンパンに詰める事で衝撃からゼリーを守っているんです。
- ちなみにパンパンに詰めるというのは製造面でもとても重要なんです。
- ということで工場でゼリーが作られる様子を覗いてみました。
- フルーツが入ったカップにゼリー液をパンパンまで入れ空気が入らないようにフタをします。
- 続いてフタをしたまま およそ85℃の蒸気で熱し30分かけてゼリーを殺菌します。
- この熱殺菌をするときにゼリーの容器に空気が入っていると熱を加えた時に膨張して破損につながるんです。
- 熱を加えると空気が膨張して体積が増えるためケースが破損してしまうのです。
- そのため空気が入らないようにパンパンまで充填しているんです。
- ゼリーは空気に触れることが無いため賞味期限を遅くできるそうです。
- 番組D「同じような容器でもプリンは隙間が空いていますよね」
- 君羅先生「はい そもそもプリンの原材料である卵も牛乳も長期保存に向いた食材ではないのでゼリーのように長持ちに力を注ぐ必要がないんですね」
- 店頭に並んでいるゼリーとプリンを比べてみると…
- 確かにプリンの賞味期限は1週間前後に対してゼリーは4~6か月と早くなっています。
- 一般的はゼリーはプリンはゼリーよりも硬いものが多いので隙間があっても崩れません。
- 最後に今回の運搬映像を見たゲストからは「早く頂きたいときはChico Eatsには頼まないほうがいい」というオチで締められました。
チコちゃんに叱られる!なぜゼリーはフタまでパンパンに入っている? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!なぜゼリーはフタまでパンパンに入っている?
について情報発信させていただきました。