3月6日放送のチコちゃんに叱られる!で
バスケのゴールにバックボードがついているのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!バスケのゴールにバックボードがついているのはなぜ?
バスケのゴールにバックボードがついているのはなぜ?
答えは、観客が邪魔するのを防ぐため
詳しく教えてくださるのは
お名前をうかがってビックリ!
茨城・龍ヶ崎市 日本バスケットボール学会 理事
水谷 豊 先生(みずたに ゆたか)
- バスケットボールが誕生したのは1891(明治24)年のことで…
- 当時は今のようなバックボードはなかったんです。
- 当時のバスケットボールのゴールを見てみると…
- 確かにボードはなく ゴールには木の樽のようなものがついています。
- バスケットボールを考案したのはアメリカのスプリングフィールド大学の体育教師ジェイムズ・ネイスミス。
- ジェイムズ・ネイスミスはバスケットボールの父と呼ばれているそうです。
- 冬に体育館でおこなう球技を考えていた際…
- たまたま体育倉庫にあったサッカーボールと桃のカゴを使うことに…
- カゴは体育館の二階部分の手すりに取りつけられました。
- この10フィート(3.05m)という高さが現在もバスケットゴールの高さとして残っています。
- 競技名はピーチバスケットとボールを使ったのでバスケットボールとなずけられました。
- 当初は手すりにカゴを付けただけ…
- では バックボードはばぜ付いたのでしょうか?
- 観客の妨害をなくすために。
- お客がゴールの後ろにいて シュートしたボールを足でけったり邪魔をするというので板をつけようと…
- バスケットボールが誕生した当初はゴールの後ろに観客がズラリ。
- まだボードがないころ 興奮しながら応援する観客がゴール裏に陣取って敵チームのシュートを妨害するという事態に。
- この邪魔を防ぐためにバックボードが取り付けられたのです。
- ということで当時の試合を再現。
- 体育館に当時のようにピーチバスケットを2階の手すりに取りつけ ゴールの後ろに観客をスタンバイし…
- プロの審判とプロの八王子ビートレインのみなさんに試合をしていただきました。
- いざ 試合開始!
- まずは ドリブル!
- ドリブルをしたと同時に審判のファールの笛が鳴りました。
- 審判「今のはイリーガル!」
- 実は当時のルールではドリブルは禁止。
- ボールを運ぶために許されていたのはパスのみ。
- パスだけでつなぎシュート!
- バスケットに一度入ったボールが底板に当たった反動でゴールの外に。
- 審判「今のはニーゴール」
- そう 一度カゴに入っても しっかりとカゴにボールが残らなければノーゴール
- そして いよいよ歓喜の瞬間!
- 今度はしっかりカゴにボールが収まって 見事ゴール。
- すると…
- 脚立を抱えた人がやってきてカゴからボールを取り出しました。
- そう 一回入ったら そのたびにごとにハシゴや脚立などを持ってきて…
- ボール取り出し係がボールをゴールから出して ゲームを再開するという。
- そして今ともっとも違ったのが…
- 観客の妨害!
- 観客が応援しているチームが有利になるように妨害。
- 選手にも不満が溜まっていきます。
- この観客の妨害を防ぐためにボードが取り付けられたというわけです。
- そして このバックボードが思わぬ副産物を生み出します。
- それが…
- バックボードを使ったスーパーシュート!
- 観客の妨害を防ぐためにつけられたバックボードが結果として 観客が熱狂する技を生み バスケットボールを更なる人気スポーツへと押し上げたのです。
チコちゃんに叱られる!バスケのゴールにバックボードがついているのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!バスケのゴールにバックボードがついているのはなぜ?
について情報発信させていただきました。