７月10日放送のチコちゃんに叱られる！で
なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている？
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる！なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている？
なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている？
答えは、涙が油っぽく粘りけがあるから
詳しく教えてくださるのは
涙について研究している
大阪・吹田市 大阪大学大学院 医学系研究科 准教授
高 静花 先生（こう しずか）
- キラキラしている瞳の正体は涙です。
- 人間の目は常に涙に覆われています。
- 涙はまぶたの奥にある涙腺と呼ばれる場所で作られ…
- 絶えず目の表面を通り鼻に向かって流れています。
- 目の表面に広がった涙に光が当たりって黒目が輝きます。
- これがキラキラした瞳です。
- キラキラした瞳は涙で目の表面が潤うことで光が強く反射する現象。
- 大人の瞳も涙で覆われているのに…
- なぜ赤ちゃんの瞳は こんなにキラキラしてみえるのでしょうか？
- 涙には油層と液層の２つの層があります。
- 赤ちゃんの涙は油層の油成分が大人の涙よりしっかりしているため乾きにくいのです。
- 涙は外側から油でできた油層 続いて主に水分でできた液層という２層の構造になっています。
- その内 油層は涙が空気に触れて蒸発するのを防ぐ働きをします。
- 赤ちゃんの涙はもともと大人より この油層部分が厚く こってりしているため…
- 水分が蒸発しにくく潤った状態を保っていられるのです。
- さらに…
- 赤ちゃんの涙は液層にある 粘り気のある ねばねば物質のムチンが大人よりも多く含まれています。
- ムチンは納豆やオクラなどにも含まれる糖とタンパク質が集まった物質で…
- 人の身体の粘膜にも多く含まれています。
- 赤ちゃんの涙は大人よりも多くのムチンが含まれており…
- その粘り気で涙がサラサラ流れ落ちるのを防ぎ より潤いが長続きする働きをしています。
- つまり赤ちゃんは油っぽくて粘り気があるから目の表面が乾きにくくて…
- つねにキラキラした潤った状態を保てているのです。
- では なぜ赤ちゃんは そこまでして瞳を潤わせる必要があるのでしょうか？
- 赤ちゃんは無菌状態で生まれるため 外の世界に住む多くの細菌への抵抗力がまだまだ弱いんですね。
- だから 大人よりも涙で瞳を潤わせて細菌が目から侵入しないようにしているんです。
- さらに 赤ちゃんは まばたきの回数も大人の半分以下。
- ０歳児で１分間に１回 ２歳児で６回とかなり少なく…
- そのままでは目が乾燥してしまうので瞳を潤わせる必要があるのです。
- キラキラしていた あの頃 いつから私たちの目は 曇ってしまったか…
- できれば 昔のキラキラした瞳に戻りたい。
- そんな 憧れを形にしたものがといえば 女子の憧れ 少女マンガのキャラクター。
- その瞳の輝きは 嬉しい時や悲しい時はもちろんのこと…
- 「しまった 出前の途中だったんだ ああっ！ラーメンが！」と言いながらも。
- この輝き。
- 少女マンガの定番 瞳のキラキラを日本で最初に書き入れたという方がいます。
- 1958(昭和33)年に発表したマンガ 「あらしをこえて」で一躍人気作家となった…
- 高橋 真琴(たかはし まこと)さん。
- その後 雑誌の表紙などで 少女の瞳に星を書き入れたイラストを数多く手がけました。
- いったい どんな方なのでしょうか？
- 高橋さん「もしもし」
- 番組D「もしもし 高橋真琴さんでしょうか？」
- 高橋さん「あの 私 高橋真琴ですが」
- 番組Dは高橋さん声を聞いて…
- 番組D「男性なんですか？」
- 高橋さん「はいそうです 80何年男性で生きてます ハハハ」
- この方が 高橋真琴さん 85歳
- いったい なぜキラキラした瞳を描いたのでしょうか？
- 高橋さん「バスの中でねぇ きれいな瞳のねぇ あの少女がいましてねぇ」
- 高橋さん「そしてキラキラ輝いてるねぇ そういうのに出くわしたことがあるんですよ。」
- 高橋さん「うれしかったり 楽しかったり 夢中になるもんがあるときは」
- 高橋さん「あの キラキラ輝いてるなあ とうことで 星の形にキラキラ輝くような 表現をとるようになったんです。」
- せっかくなので チコちゃんの目をキラキラさせて欲しいとお願いすると…
- 高橋さん「まぁ～ どうだろうな～ できるだけ かわいくかわいく描きます」
- どんな仕上がりになったのか…
- それが こちら
- 高橋先生に 感想をうかがいました。
- 眉毛やまつ毛の描き方 が難しかったと…
- で 見て欲しいところが 髪の毛で人形っぽくしましたということだそうです。
チコちゃんに叱られる！なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている？ まとめ
今回は チコちゃんに叱られる！なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしている？
について情報発信させていただきました。
