今回はフィリピンに渡航したしたときに、フィリピン人に対して絶対にしてはいけないこと!日本人がやりがちな行動をご紹介させていただきます。
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フィリピンで絶対にしてはいけないこと!人前で相手を叱責(しっせき)すること
フィリピン人は、プライドを傷つけられることをとても嫌う習慣を持った人がたくさんいます。
そのため、他の人がいる面前で声を荒げて叱責すると叱責されたフィリピン人は他の人がいる面前で恥をかかされたと認識してしまいます。
その結果、喧嘩になってしまったり、最悪、相手から危害を加えられたり、相手から逆恨みを受けることもあります。
フィリピン人は、それくらいプライドの高い民族ということです。
フィリピンに渡航した際は、郷に入っては郷に従えという言葉通りにした方が無難で安全に過ごすことができます。
日本人、特に関西地域では「アホ」という表現は相手に対して愛嬌のある表現の一つですがフィリピン人には安易に使わない方がいい言葉です。
例えばレストランなどでスタッフに対して横暴な態度をとったり、声を荒げて接したりする人がいます。
これは、フィリピンに限ったことではありませんが、日本でもたまに目にすることがあることがありますね。
しかし、フィリピンで、そんな態度をとると必ずといっていいほどトラブルの元になる可能性を持っています。
意識して気を付をつけたほうが無難に楽しく過ごすことができます。
だからと言って、相手がミスしたときは何も言わずに過ごすのではなく、大人の紳士淑女の対応でハッキリと、こちらの要望を伝えるようにしてください。
フィリピン人は、基本的に優しく情のある人がたくさんいるので、間違った態度を取らなければ、こちらの要望も快く聞き入れてくれます。
これは私がフィリピンで経験したことですが、フィリピン人の友人に会うためにマニラの隣街で日本人がほとんど訪問しない場所にGrabタクシーで訪問したとき、運転手が到着場所に迷って友人宅から1kmほど離れた場所で車を降りたことがあります。
土地勘もなく知らない場所で言葉もあまり話せなかったので不安でしたが、午後3時くらいで、まだ明るい時間帯だったので、まだ何とかなると思いました。
Google Mapを片手にキョロキョロしていたら、近くにいた露天商親子の息子さんが声をかけてくれました。
当時は英語もほとんど話せず理解もできないのでGoogle翻訳アプリを使って、友人宅の住所を示して「i want to go to this address(この住所に行きたい)」と伝えました。
彼は、私のスマホに友人宅までの道順を、メモ入力したあと、英語でゆっくりと説明してくれました。
最後に彼は、私に「大人の男性には道を尋ねては危険だからダメ。道を聞くときは子供連れの若い母親に聞くこと。なぜなら、小さな子供を連れている母親であれば、危険はないし、親切に助けてくれる。」と翻訳アプリに入力してくれました。
異国の地で日本人が一人もいない、言葉も通じない場所で不安でいっぱいでしたが、彼のおかげでとても安心できました。
そのときは、心からフィリピン人の優しさに感謝しました。
露天商の息子さんと別れて最初の曲がり角を少し歩いたとき、赤ちゃんを連れの若い母親に友人宅までの道が正しいか確認しました。
彼女は、近くにいた自分の母親を呼んで、私が友人宅に行きたいことを母親に伝えてくれました。
母親は、このエリアは日本人一人では危ないと言って友人宅の近くまで、私の手を引いて連れて行ってくれました。
そして友人宅から50mくらいの場所で「ここからまっすぐ行けば、あなたの行きたい場所です。ここからは一人でも大丈夫だから。」と言って別れました。
「もし、迷ったら子供連れの若い母親に友人宅を聞きなさい。」と教えてくれました。
親切な母親と別れて、今度は友人宅の近くまで来たのですが肝心の住所が見当たらず、近くにいた子供連れの若い母親に最終確認をしたら友人宅まで無事にたどり着くことができました。
私が訪問した場所は、日本の昭和30年ころの下町のような場所でした。
住人の生活水準は日本よりかなり低く感じるエリアでした。
午後3時半くらいで周りは明かるかったのですが、日本人がほとんど行かない場所だったので日本人の私は服装などから目立っており、狙われるのではと内心ドキドキしていました。
あとで聞いた話ですが、普通は言葉が通じない場合は日本人が一人でうろつかない方がいいし、もう少し遅い時間なら危険な目に遭ってたかもしれない場所ということを教えてもらい、無事に友人宅に行けた事、親切な露天商の親子、私を心配して手を引いて行動してくれた母親などに対してとても感謝しました。
これからはもっと調べてから行動しようとも思いました。
フィリピンで絶対にしてはいけないこと!
他の人の家族を悪く言うこと
フィリピン人は、とても家族を大切にする文化を持っています。
日本人も家族はとても大切しますが、最近の日本では核家族化が進んで大家族という形が珍しくなってきましたが、フィリピンではいまだに大家族の習慣が残っています。
そのため、OFW(Overseas Filipino Workers)といって、フィリピン国外で働くフィリピン人労働者がたくさんいます。
OFWは稼いだお金をフィリピンの家族に送金してフィリピンにいる家族は、その送金されたお金で贅沢な生活をしているなんてことも珍しくありません。
因みにOFWの送金総額はフィリピンのGDPの約10%にものぼります。
フィリピン人は、そうして家族で助け合っている人がたくさんいます。
そんな大切にしている家族のことを批判されたり悪口を言われることをフィリピン人は極端に嫌います。
もし、フィリピン人と親しくなっても絶対に相手の家族を批判したり悪口は言わないようにしましょう!
くわえてフィリピン人やフィリピンのことを悪く言わないようにすることを心がけてください。
自分が冗談と思って言ったことでも、冗談では済まなくなる可能性があります。
そんなフィリピン人ですが、フィリピン人女性は、付き合う相手の人種や年齢は気にしませんが、恋人としてお付合いを始める前に必ず母親・兄弟姉妹にあなたを紹介します。
儀式のような物ですが、そこで家族から反対されるとフィリピン女性と恋人として付き合うことはできません。
未婚出産する女性が多いので、母親は自分の娘に相応しい男性か見定めるためです。
未婚出産の理由の多くが、妊娠したとわかると相手の男性が逃げてしまう現実があるからです。
そのため、母親が街に出稼ぎでKTVバーで働いて、子供は祖父母が育てるということが多々あります。
そんなこともあって家族の絆はとても強いです。
ですから、絶対に家族の悪口は言ってはいけません。
フィリピンで絶対にしてはいけないこと!お金を貸したり借りたりすること
先程にも書きましたが、フィリピン人は親しみやすく人懐っこい性格です。
ただ、言い訳やウソは日常茶飯事です。
それを踏まえてですが…フィリピン人は日本人はお金持ちと思っている人がたくさんいます。
日本人を見るとお金を貸して欲しいと言ってくるフィリピン人に遭遇することもあります。
でも、絶対にお金を貸してはいけません。
もし、貸すことになる場合は、お金を貸すのでなくあげるつもりでお金を貸して縁を切るようにしてください。
一度お金を貸すと、この人からは何度もお金を借りられると思われてしまいます。
そんなこともあり、フィリピンの街を出歩くときは大金を持ち歩かず、財布を小分けにして少額紙幣や小銭を持ち歩くようにすることをおすすめします。
フィリピンでクレジットカードが使える場所はショッピングモールやホテルくらいで、通常は現金のやりとりがほとんどです。
特に少額紙幣(200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソ)と硬貨を多めに持ち歩くようにすると便利です。
タクシーなどおつりが無いと言って多めにお金を取られることがあります。
小銭があれば、そんな危険からも回避できます。
フィリピンのお金についての豆知識ですが、フィリピンのお金ペソ(PHP)です。
1ペソ2円で計算すると便利です。
フィリピンのお金の種類(紙幣、硬貨)
フィリピンの紙幣は6種類あります。
- 1,000ペソ(KTVバーなど飲みに行くときなどは便利です)
- 500ペソ(KTVバーなど飲みに行くときなどは便利です)
- 200ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
- 100ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
- 50ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
- 20ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
硬貨は3種類
- 10ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
- 5ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
- 1ペソ(普段よく町のあちこちで使う紙幣)
フィリピンで絶対にしてはいけないこと!日本人がやりがちな行動 まとめ
今回は、フィリピンで絶対にしてはいけないこと!日本人がやりがちな行動について、私の経験も入れて情報発信させていただきました。