8月2日放送のチコちゃんに叱られる!で
宿帳を書くのはなぜ?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!宿帳を書くのはなぜ?
宿帳を書くのはなぜ?
答えは、感染症の拡大を防ぐため
詳しく教えてくださるのは
日本旅館協会 副会長
竹内 順一 さん(たけうち じゅんいち)
- 宿帳をかかなければいけないのは感染症の拡大を防ぐためだそうです。
- 旅館業法という法律があるためだそうです。
- 旅館業法とは?
- 有料宿泊施設の運営などを定めた法律。
第6条 営業者は、厚生労働省令で定めるところにより旅館業の施設
その他の厚生労働省令で定める場所に宿泊者名簿を備え、これに宿泊
者の氏名、住所、職業その他の厚生労働省令で定める事項を記載し、
都道府県知事の要求があったときは、これを提出しなければならない。
- 簡単に要約すると?
- 「営業者は、宿泊者名簿を備え、氏名、住所、職業を記載」ということだそうです。
- 宿帳は江戸時代には既にあったことが分かっているそうです。
- 藩によって、その決まりはまちまちですが主に泊まっていた人の身元確認のために書かせていたそうです。
- 宿帳に大きな転機が訪れたのは昭和23年にあったそうです。
- 終戦の混乱の中、日本人の死因のトップは感染症だったそうです。
- そこで少しでも感染症の拡大を防ぐため宿帳が法律で義務づけられたそうです。
- 感染症拡大を最小限に食い止めるため、宿帳は有効だった。
- 感染症発覚後の流れ
- 保健所に宿帳提出することで感染状況を確認するそうです。
- それとともに、ホテルのスタッフも手分けして宿帳を元に連絡をとるそうです。
- そして、全体的な被害状況の把握に努めるそうです。
- さらに感染者が複数のホテルに宿泊していた場合は宿帳をたどることで感染ルートを特定できるそうです。
- 実際、2000年に12都道府県以上で同時期に124人がノロウィルスに感染して宿帳を元に感染源を特定し感染拡大を防ぐことができたそうです。
- 宿帳は罰則規定もるので、宿泊するお客は必ず書かなければいけないそうです。
- 宿帳に偽名や偽住所を書いたりすると罪になるの?
- 偽名や偽住所を書いたばあい、1日以上30日未満の拘留または1万円未満の科料に処すると旅館業法に定められているそうです。
- なので虚偽の記載を絶対してはいけないそうです。
チコちゃんに叱られる!宿帳を書くのはなぜ? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!宿帳を書くのはなぜ?
について情報発信させていただきました。