9月14日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ汗はしょっぱい?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ汗はしょっぱい?
なぜ汗はしょっぱい?
答えは、汗をかくのがヘタクソだから
詳しく教えてくださるのは
30年汗の研究をしている
体臭・多汗研究所 医学博士
五味 常明 先生(ごみ つねあき)
- まず人が汗をかくのは 脳みその温度を下げるためだそうです。
- 脳の温度が40℃を超えるとタンパク質が変化するので非常に危険な状態だそうです。
- 周囲の温度が上がったりして脳の温度が上がりそうになると脳から汗をかけという信号がでるそうです。
- 汗をかくと蒸発するときに気化熱で周りの温度を下げるため体が冷えるそうです。
- その結果、体温や脳の温度を下げる効果があるそうです。
- 人間は発汗機能を持っていますが 実は多くの動物はほとんど汗をかくことができないそうです。
- そのため 犬は舌を出して荒い呼吸をすることで 猫は全身の毛をなめることで唾液を蒸発させて体温を調節しているそうです。
- 馬は走ったり 興奮したりすることで汗をかくそうです。
- 汗の材料は血液だそうです。
- 血液は 赤血球や白血球などの形ある成分と血漿(けっしょう)と呼ばれる液体成分で構成されているそうです。
- この血しょうが汗腺を通って汗となり 体の外に出てくるそうです。
- 血しょうの中にはミネラルなどの食べ物からしか摂取できない 貴重な栄養素が溶け込んでいるそうです。
- だから 汗腺がフィルターの働きをしてミネラルを体内に 戻して水分だけを汗として出そうとするそうです。
- 汗をかくのが上手な人は 汗を作る段階で血漿中のミネラルを再び戻すことができるそうです。
- だから ほぼ99%水分という汗をかくことができるそうです。
- この汗は無味無臭だそうです。
- 一方で 汗をかくのがヘタクソだと血漿の中のミネラルを汗と一緒に出てしまうそうです。
- 汗に含まれるミネラルは 主としてナトリウム(Na)と塩素(Cl)だそうです。
- これらが汗となって出たあとに皮膚の上で合わさることで塩化ナトリウム(NaCl)いわゆる塩に変化するそうです。
- これが汗のしょっぱさの正体だそうです。
- しょっぱい汗は汗腺というフィルターが正常に機能せずミネラルが水分と一緒に出てしまい 体の外で塩に変化した結果だそうです。
- このような汗をかき続けると体の中のミネラルが不足して手足にケイレンやシビレが発生するそうです。
- これは熱中症の症状の1つだそうです。
- 上手な汗のかきかたは?
- それは汗をかき慣れることだそうです。
- 汗腺がしっかり働くために 普段から汗をかいて汗腺を鍛えることが重要だそうです。
- そのためには汗腺トレーニングがあすすめだそうです。
- 汗腺トレーニングのやり方は?
- 42℃から43℃ほどのお湯に5分から10分ほど手足の先端を浸けることだそうです。
- これだけで汗腺が弱った人も汗をかくことができるそうです。
- 手足を熱いお湯に浸けることで温まった血液が全身を巡って 脳から汗をかけという命令が出やすくなるそうです。
- この汗腺トレーニングを2~3週間繰り返すことでミネラルの混じらない上手な汗をかけるようになるそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ汗はしょっぱい? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ汗はしょっぱい?
について情報発信させていただきました。