2月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜレジ袋を使う?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜレジ袋を使う?
なぜレジ袋を使う?
答えは、女性のストッキングを守るため
詳しく教えてくださるのは
老舗袋メーカー
中川製袋化工株式会社 3代目社長
中川 兼一 先生(なかがわ けんいち)
- レジ袋を開発した元祖は、この中川製袋化工株式会社だそうです。
- 1967(昭和42)年10月18日に来日したイギリスのモデル、ツイッギーがミニスカートで来日したそうです。
- そして空前のミニスカートブームと共にストッキングは女性のマストアイテムになったそうです。
- 一方で、この時代のお買い物風景を見ると…
- 野菜を買うには八百屋さんへ、豆腐を買うにはお豆腐屋さんへ行っていたそうです。
- 竹で編んだ買い物カゴを持って商店街を周るスタイルだったそうです。
- この頃は、まだレジ袋誕生前だったそうです。
- そのレジ袋の原型は、多摩川のナシ園で生まれたそうです。
- 古くから東京と神奈川の間を流れる多摩川周辺は多摩川梨のブランドで知られる一大産地だったそうです。
- 1960年頃の多摩川周辺の、あるナシ園でのことだそうです。
- ミニスカートにストッキング姿で梨狩りを楽しんでいた女性が梨を入れた竹カゴが擦れてストッキングが伝線したそうです。
- 中にはナシ園の従業員にクレームを言っても、却下されたそうです。
- 当時は、こんなクレームが多数よせられたそうです。
- 1960(昭和35)年の物価では、うどん1杯約30円の時代にストッキング1足約400円もしたそうです。
- そして竹カゴに代わる物を作って欲しいというナシ園の依頼を中川製袋加工が受けたそうです。
- 当時の東京営業所所長であった青井龍夫さんはポリエチレンの袋に注目したそうです。
- ポリエチレン製の袋の4方向をすべてふさぎ縦に切れ目を2か所入れたものだそうです。
- その切れ込みを入れた隙間から梨を入れるという袋を開発したそうです。
- 青井所長は1962(昭和37)年にこの新開発した袋の実用新案を申請したそうです。
- この袋は、ナシ園で評判になったそうですが、梨が横から入れづらいという意見が寄せられたことで改良したそうです。
- 研究開発に7年もかかったそうです。
- 1969(昭和44)年ついに青井所長は新たな袋の実用新案登録したそうです。
- それは現在のレジ袋とほぼ同じだそうです。
- 新しいレジ袋は、ナシ園でもストッキングが破れないと好評だったそうです。
- これが、レジ袋誕生の瞬間だそうです。
- 最初は、あくまでも梨を入れるための袋だったそうです。
- 時代は移り変わり1970年代のスーパーマーケット。
- 持ち手のない紙袋が使われていたそうです。
- その後、スーパーマーケット業界でも梨を入れる袋が知られるようになったそうです。
- 強くて丈夫、水濡れしてもOK、かさばらないという利点からレジ袋に使用されはじめて現在にいたっているそうです。
- チコちゃんから豆知識!
- レジ袋に使われる主な素材であるポリエチレンは油と似た化学構造で脂分がレジ袋にくっついて取りやすいそうです。
- 環境省では2020年以降、小売業を対象にレジ袋有料義務化を目指しているそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜレジ袋を使う? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜレジ袋を使う?
について情報発信させていただきました。