チコちゃん

チコちゃんに叱られる!なぜネジにはプラスとマイナスがある?5月3日

5月3日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜネジにはプラスとマイナスがある?
という質問がありました。

チコちゃんに叱られる!なぜネジにはプラスとマイナスがある?

なぜネジにはプラスとマイナスがある?

答えは、ゴミが詰まるから

教えてくださるのは
東京・港区
日本ねじ工業会 専務理事
大磯義和 先生(おおいそ よしかず)

  • プラスとマイナスネジはネジを使う場所の汚れやすさで使い分けられるそうです。
  • プラスとマイナスネジは現在の世の中に出回っているネジの9割はプラスネジだそうです。
  • 大磯義和 先生によると身の回りにあるほとんどのネジは作業が楽で効率的なプラスネジだそうです。
  • なぜすべてのプラスネジに統一しないのでしょうか?
  • プラスネジは汚れが溝に詰まると取りにくいからだそうです。
  • プラスネジは溝にゴミが詰まるとドライバーが入らず取り外しにくくなるそうです。
  • プラスネジにはそういった弱点があるそうです。
  • 無理に回そうとするとネジの溝が潰れるてしまう可能性があるそうです。
  • マイナスネジは溝が脇までつながっているためゴミが詰まってもドライバーでゴミをかき出すことができるそうです。
  • 例えば屋外なんかで最初から汚れることが想定される場所ではマイナスネジが使われることが多いそうです。
  • 屋外にある電気メーターや消火栓・家の中でもお風呂場などの水回りで汚れやすい場所ではマイナスネジを多く使っているそうです。
  • さらにマイナスネジのメリットはドライバーを使わずに付け外しが出来ることだそうです。
  • 例えばコインでも開け閉めが出来るそうです。
  • 例えばカメラの三脚とか持ち運びの機会も多いこういった所にもマイナスネジが使われているそうです。
  • マイナスレジは微調節が必要な場所でも重宝されているそうです。
  • 腕時計の内部・ライターの火力など「-」の微妙な角度を見て調整が出来るそうです。
  • マイナスネジの良さがあるため量は少なくてもこれからもつかわれるそうです。
  • かつてはマイナスネジが主流だったそうです。
  • そもそも日本にネジが入ってきたのはいつなのでしょうか?
  • 1543年種子島の鉄砲伝来=日本にネジが入ってくるきっかけとなったそうです。
  • 火縄銃の反動に耐えられるように「尾栓(びせん)」と呼ばれるネジが使われる
    のが始まりだそうです。
  • つまり「鉄砲伝来」とは「ネジ伝来」でもあったそうです。
  • しかし当時はマイナスやプラスではなくネジの頭に棒を差し込んで回すというものだったそうです。
  • その後江戸末期~明治にかけて小栗上野介という偉人がアメリカに視察に行った時に、マイナスのネジを日本に持ち帰ったというふうに伝えられているそうです。
  • 江戸幕府の勘定奉行などを務めた小栗上野忠順が持ち帰ったネジは群馬県高崎市の東禅寺に行けば 今でも見ることが出来るそうです。
  • ワシントンの海軍造船所でネジくぎをもらってきたそうです。
  • 小栗上野忠順さんは知り合いに持ち帰ったネジを配って「こういう物をどんどん作っている国がアメリカなんだ」
  • 「日本もこういう国にしたい」と、そういう主張をして、横須賀の造船所建設をしきりに提案して実現にこぎつけたそうです。
  • つまり日本に最初に入ってきたのはマイナスネジだそうです。
  • 当時はほとんどがマイナスネジだったのですが、ある人物がきっかけになり現在のようにプラスネジが主流になったそうです。
  • そのきっかけになった人物こそHONDAの創業者本田宗一郎さんだそうです。
  • 1935年アメリアのフィリップス・スクリュー社がプラスネジを開発したそうです。
  • その3年後の1938年には日本にも入ってきたのですが、当時はプラスネジを加工する技術もなくマイナスネジに比べて生産量は圧倒的に少なかったと言われているそうです。
  • しかし、1952年本田宗一郎が工作機械の視察で渡米したとき、プラスネジを持ち帰って、自社のバイク製造に使用するため大量生産を開始したそうです。
  • ネジの溝の部分にピタリと合わせなければならず手を添えないと締めにくいマイナスネジに対してプラスネジは中心さえ合えばドライバーが横滑りせず回せたそうです。
  • このプラスネジの特性は工場のオートメーション化に適していたため生産効率を上げることにつながったことも言われているそうです。
  • 本田宗一郎さんは著書「得手に帆あげて」で「外国の工場を見に行って、床に落ちていた
    クロスねじをこっそり拾ってきた」
  • 「クロスねじをつくって、組立てを始めたら、グーンと能率がよくなった。」と語っているそうです。
  • HONDAの世界的なメーカーへと成長されたのはプラスネジと言っても過言ではないかもしれないそうです。
  • 大磯義和 先生は言います「ネジは私たちの日常の中で大きな役割をしているすばらしい部品です。」
  • 「ネジだけでは何もできないが、ネジがなければ何もできない。この世はネジでできている。」

チコちゃんに叱られる!なぜネジにはプラスとマイナスがある? まとめ

いかがでしたでしょうか!

今回は、チコちゃんに叱られる!なぜネジにはプラスとマイナスがある?
について情報発信させていただきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。