12月14日放送のチコちゃんに叱られる!で
から揚げとフライドチキンって何が違う?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!から揚げとフライドチキンって何が違う?
から揚げとフライドチキンって何が違う?
答えは、肉に味付けするのがから揚げ、衣に味付けするのがフライドチキン
詳しく教えてくださるのは
服部栄養専門学校 料理研究家
服部 幸應 先生(はっとり ゆきお)
- から揚げとフライドチキンは味付けの仕方が違うそうです。
- から揚げは鶏肉に 先にしょうゆやしょうがで下味をつけてから揚げるそうです。
- 一方 フライドチキンは小麦粉に黒コショウやガーリックパウダーパプリカなどのスパイスを加えて作った衣で揚げるものだそうです。
- どちらも食べにくい鶏肉をできるだけ美味しく食べるための調理法だそうです。
- 鶏のから揚げが日本で生まれたのは昭和初期だそうです。
- それ以前から鶏肉を油で揚げる調理法はありましたが当時の鶏肉の質はパサパサしていて食感が硬く食べにくいものだったそうです。
- そこで 考えられたのがしょう油を使った下味だったそうです。
- しょう油に含まれている塩分には鶏肉を軟らかくする働きがあるそうです。
- これで食感が改善したそうです。
- 鶏肉に熱を加えると硬くなるのは筋肉の繊維が縮んでしまうためだそうです。
- 熱を加える前にしょう油に漬けることで しょう油の塩分の働きで筋繊維が縮まないそうです。
- そして 水分が保たれてジューシーな仕上がりになるそうです。
- フライドチキンの誕生は から揚げの誕生よりも約100年まえの1830年のアメリカだそうです。
- 当時のアメリカで鶏料理といえばローストチキンが一般的だったそうです。
- しかし 手羽や脚などの骨付きの肉は骨のせいで食べにくい。
- また 食べる箇所も少ないということで不人気だったそうです。
- そんな 骨付き肉を何とか美味しく食べる方法はないものか考えたそうです。
- 使用人の女性たちが考えた調理法が衣にスパイスを混ぜるというものだったそうです。
- スパイスは油で揚げると香りが引き立つのでこれはピッタリだそうです。
- 油成分でスパイスの香り成分が溶け出して衣がよく香ばしくなるそうです。
- つまり から揚げは肉を柔らかくジューシーにするためだそうです。
- そして フライドチキンは小さな骨付き肉を美味しく食べるためだそうです。
- まさに苦肉の策から誕生したそうです。
- 服部先生が 一番好きな鶏肉の揚げ物は 鶏の竜田揚げだそうです。
- 竜田揚げは 鶏肉に片栗粉を付けて揚げるのがから揚げとの違いだそうです。
チコちゃんに叱られる!から揚げとフライドチキンって何が違う? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!から揚げとフライドチキンって何が違う?
について情報発信させていただきました。