2月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
爪ってなに?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!爪ってなに?
爪ってなに?
答えは、死んだ皮膚
詳しく教えてくださるのは
皮膚腫瘍外科指導専門医
東京・新宿区
神楽坂 肌と爪のクリニック 院長
野田 弘二郎 先生(のだ こうじろう)
- 爪は硬いので骨だと思いがちですが実際は皮膚の付属器官だそうです。
- 皮膚をおおまかに分類すると?
- 表皮・真皮・皮下組織・皮膚付属器の4つにわけらるそうです。
- 皮膚は皮膚付属器の一つで、皮膚と同じケラチンというたんぱく質でできているそうです。
- 爪の先端部分でなく、爪の付け根のところ爪母(そうぼ)で作られて押し出せされるように先の方へ伸長するそうです。
- 空気に触れることで硬くなりながら爪は伸びていくそうです。
- 根元から先端まで伸びるまでに大体4~5か月かかるそうです。
- 爪は死んでいる?
- 1つの細胞につき1つ存在する核は細胞が増える活動の源だそうです。
- しかし、爪では、この核が失われる 脱核 という現象がおこるそうです。
- 爪の細胞は、それ以上活動せず、いわば死んでいる状態だそうです。
- 爪母 で生まれた爪の細胞は生まれて、すぐに 脱核 を起こすので死んでしまうそうです。
- 爪は生きていて、呼吸をすると言われる事がありますがこれは真っ赤なウソだそうです。
- 爪は死んでいるので呼吸はしないそうです。
- ネイルやマニキュアをどれだけしようとももともと爪は死んでいるので何の問題もないそうです。
- では、この爪の役割は?
- 物をつまみ上げる・つかむ機能があるそうです。
- 爪という漢字は上から物をつまむときの形を表したものだそうです。
- 人間の指の先端には骨が存在していないので骨のない指先では爪が骨の代わりをしているそうです。
- 爪の有り無しで実験をしたら…
- 魚肉ソーセージを指に見立てて、中に骨の代わりに竹串を刺します。
- 骨は途中までしか無いので竹串は先端を残すようにするそうです。
- それを2つ用意して、ビー玉をつかんでみる実験をしてみると?
- 先端でつかんでも持ち上げようとするとビー玉が落下してしまうそうです。
- これが爪が無い状態を再現したものだそうです。
- 次にネイルチップを魚肉ソーセージの竹串のない先端に貼り付けて同様に実験してみると?
- これが爪ありの状態だそうです。
- あきらかにつかむ力が強くなったそうです。
- これからわかるように、爪が無い状態だと外側にビー玉が逃げてしまいますが、爪があると支えになるそうです。
- もし、爪が無かったら、将棋も指せず、ギターも弾けない、ロケット発射のスイッチも押せなかったそうです。
- では爪はいつ切るのがよいのでしょうか?
- 朝は、兵士が自分の爪を残して戦争に出兵したことから帰ってこない人の形見や遺品のようで不吉だそうです。
- だから、朝に爪は切ってはいけないそうです。
- 戦国時代に親が亡くなっても持ち場を離れることができない夜爪。
- そこから、夜に爪を切ると親の死に目に会えないと言われるように…
- 朝でダメ、夜もダメ、そして昼は仕事や家事に追われる多忙な現代人
- いったい、爪はいつ切ればいいのでしょうか?
- 野田先生の見解では…
- 「爪は風呂上がりに切るのがいいです、柔らかくて切りやすいから」だそうです。
チコちゃんに叱られる!爪ってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!爪ってなに?
について情報発信させていただきました。