12月4日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見える?
という質問がありました。
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チコちゃんに叱られる!なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見える?
なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見える?
答えは、人間は1秒間に4~5枚の絵しか見ていないから
詳しく教えてくださるのは
物の見え方について研究する
金澤工業大学 心理科学科 心理情報学科 名誉教授
近江 政雄 先生(おうみ まさお)
- 実は私たちの目っていうのは 目に入ってきたすべての映像を見ているわけではないんですよ。
- 1秒間に4~5枚の絵しか見ていないんですよ。
- 私たちの目をよ~く見て見ると 常に細かく動き続けています。
- もし目に映ったすべてを認識していたとすると 視界が揺れ動き続けることで気持ち悪くなり耐えることが出来ないと言われています。
- そのため人間の目は入ってくる情報のすべてを脳へ送っているわけではないのです。
- 例えば 私たちが職場で呼ばれたとき 私たちはの視界はすんなりとパソコン画面から相手の顔へ切り替えることができますよねぇ。
- ですが 目に入ったすべての情報を脳へと送ってしまうと 振り向き始めてから相手の顔を見るまでに 多くのものが目に入り気持ち悪くなってしまうはずです。
- そのため 私たちの目は 揺れ動く映像の一部を切り捨てながら安定した視界を得ているのです。
- 人間の目は1秒間に大体5回ですから 0.2秒間に1回ぐらい全く見えてない瞬間というのがあるんですよ。
- この目の仕組みによってタイヤが止まって見えたり 逆回転して見えたりするんです。
- カメラを通して見た場合と直接 肉眼で見た場合とでは 違いはあるんですけれども…
- なぜ そのように見えてしまうかについて説明していきます。
- まずは 止まって見える場合…
- 私たちの目は 0.2秒間に1回 視界が切り捨てられるため 見えなくなる瞬間が生まれます。
- すると 見える場所は ずっと同じ位置にあることになり あたかも止まっているかのようにに見えるのです。
- 続いて 逆回転に見える場合は…
- 回転スピードが変わると止まって見えるときと違い 一周する前に決めた場所が見えるようになります。
- 回転が右回転でも逆の左回転に見えるのです。
- つまり人間の目は1秒間に4~5枚しか画像を見ていません。
- その前後は見えていないということになるんですね。
- タイミングによっては 前進しているタイヤであっても 止まって見えたり 逆回転して見えたりということが起こってしまうんです。
チコちゃんに叱られる!なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見える? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見える?
について情報発信させていただきました。