11月26日放送のチコちゃんに叱られる!で
宇宙ステーションで体が浮くのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!宇宙ステーションで体が浮くのはなぜ?
宇宙ステーションで体が浮くのはなぜ?
答えは、落ち続けているから
詳しく教えてくださるのは
JAXAで宇宙の成り立ちについて長年研究していた
日本未来科学館 科学コミュニケーション専門主任
松岡 均 先生(まつおか ひとし)
- なぜ宇宙ステーションで体が浮くかというと地球に落ち続けているからだそうです
- 無重力だから体が浮いているんじゃないですか?
- よく無重力っていうんですが 宇宙ステーションが飛んでる高さ400㎞ぐらいは…
- 地上と比べても10%ほどしか重力は小さくなっていないそうです
- 宇宙は無重力といわれています
- 実際地球の重力は地球から離れるほど弱まるそうです
- しかし宇宙ステーションは地球の近くを飛んでいるので地球とそれほど変わらない重力があるそうです
- では なぜ体が浮いているのでしょうか?
- 「遊園地のフリーホールに乗るとわかるとおもいます」と松岡先生
- 「落ちるやつですよね?」と番組D
- 「はい」と松岡先生
- 「おちるのかぁ…」と番組D
- この番組D 以前チコちゃんられるで体験した高さ100mのバンジージャンプで絶叫系が苦手になったそうです
- 今回は東京・稲城市 よみうりランドのフリーフォールで確認することに
- 浮く様子が分かるようにフリーフォールの座席にカメラを固定
- フリーフォールで落下した瞬間 「体が浮いてる」と叫ぶ番組D
- 確かに体が浮いたそうです
- 座席から体がわずかに浮いた状態はカメラにも映っていたそうです
- 早速、松岡先生にご報告
- 「お疲れさまでした」と松岡先生
- 「体が浮いた感じがしたのは落ち始めた時だったと思うんですけど」と松岡先生
- フリーフォールで落ちる時の状態がずっと続いているのが宇宙ステーションの中だそうです
- つまり 先ほどのフリーフォールで落下するとき体は座席からわずかに浮いたこの状態が宇宙ステーションの中で続いているというのです
- 宇宙ステーションは 中の人と宇宙ステーションが一緒に落ちているところがポイントだそうです
- 物が落ちているときは 重力を感じていない状態
- つまり無重量状態になっているということだそうです
- 急降下中の飛行機の中で物の重さがどうなるのかを実験してみると…
- 飛行機を急降下させ機内を無重量状態にできるそうです
- 実験の方法は 機内に置いた秤(はかり)でリンゴの重さを量ってみるという実験だそうです
- 急降下の前に一旦 急上昇するためリンゴの重さは普段の3倍のおよそ1,200gになったそうです
- そして ここから一気に急降下
- するとリンゴは秤から浮いて秤もわずかに浮きました
- 再び秤にリンゴを乗せてもメモリはまったく動かず計測不能でメモリはゼロ状態だそうです
- 飛行機と一緒に秤とリンゴが落ちているためリンゴの重さが無くなったということだそうです
- アメリカのNASAでも飛行機を使った宇宙飛行士の訓練を行っているそうです
- 高度3,000mから一気に急降下すると宇宙ステーションの中のように体が浮くそうです
- しかし下降をやめると体が床に落ちるそうです
- 急降下中の箱の中は 無重量となり体が浮くことがわかったそうです
- しかし ある疑問が…
- 「宇宙ステーションって落ち続けてないじゃないですか?」と番組Dが松岡先生に聞いてみると
- 「そうですね ジェットコースターに乗ってみるとわかるとおもいます」と松岡先生
- ということで番組Dは実際にジェットコースターに乗ってみることに…
- またも落ちているとき体は浮いたそうです
- 「体が浮くのはわかったんですけど それ以外 何もわからなかったです」と番組D
- 「フリーフォールの場合は 真下に落ちていたんですが ジェットコースターは 横方向にも移動していることがポイントになる」と松岡先生
- 宇宙ステーションは1秒間におよそ8kmという高速で水平方向に移動しているそうです
- そして 1秒間におよそ5m落ちているんですが その間に8km移動する
- 地球は丸いので地上と宇宙ステーションの距離というのは 1秒後にも同じ距離になるそうです
- 実は 宇宙ステーションは1秒間に5m落ちています
- しかし同時に 横に8km進みます
- つまり1秒後に5m落下しても横に8km進んでいるので 丸い地球との距離は変わらないそうです
- それでも いつかは落ちそうな気もしますが…
- 5m落ちながら8km進む動きを続けているので地球には落ちずに地球の周りをグルグルと周り続けているそうです
- 水平方向に高速で移動しながら落ちている宇宙ステーション
- だからこそ急に落下してこないでずっと体が浮いていることできるそうです
- 宇宙ステーションの中にいる人も同じように5m落ちながら8km横に進んでいる
- つまり飛行機が急降下した時と同じで…
- 宇宙ステーションと一緒に落ちているので体が浮いているように見えるそうです
- 「宇宙船が回転すような乗り物があったので次はそれに乗ってみてください」と松岡先生
- 実際乗って「これで何がわかるんでしょうか」と番組Dは松岡先生に報告すると
- 「少し宇宙に行った間隔を味わえたんじゃないですか」と松岡先生
- 「えっ…」とおもわず笑うしかない番組Dでした
チコちゃんに叱られる!宇宙ステーションで体が浮くのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!宇宙ステーションで体が浮くのはなぜ?
について情報発信させていただきました。