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チコちゃんに叱られる!なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ?10月18日

10月18日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ?
という質問がありました。

チコちゃんに叱られる!なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ?

なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ?

答えは、物やお金をくれる人だから

 詳しく教えてくださるのは
4年ほど前に実家である
こちらのお寺を継いだ尼さんです
日蓮宗・高応寺 住職
酒井 菜法 先生(さかい なほう)

  • みんなが よく使う「旦那」という言葉は 仏教の発祥の地 古代インドのサンスクリット語からきているそうです。
  • 「旦那」の語源はサンスクリット語の【dānam】(ダーナ)だそうです。
  • 施す 与えるの意味の言葉だそうです。
  • 古代インドのお坊さんたちには 生活のすべてを修行にささげるというしきたりがあったそうです。
  • そこで自分たちで生活物資の用意ができないお坊さんたちの代わりに 出家をしていない人々が衣服や食べ物を分け与える つまりダーナ(施し)をすることで生活を支えていたそうです。
  • ダーナ(施し)とは自分たちに代わって 毎日厳しい修行をしてくれるお坊さんへの感謝の気持ちだそうです。
  • 見返りを求めずに自らの衣服や食べ物を与えることこれこそがダーナ(施し)に込められた仏教の精神だそうです。
  • やがて仏教が中国や日本に広まると檀那(だんな)という漢字が当てられ 意味を施すことから お布施をする人を指す言葉へと変わっていったそうです。
  • ではなぜ現代では妻が夫をさす言葉になったのでしょうか?
  • 江戸時代に設けられた寺請制度がきっかけになったと言われているそうです。
  • 寺請制度とはキリシタンを弾圧していた江戸幕府が始めた政策のことだそうです。
  • 寺の住職が一般の人々の戸籍などを管理したそうです。
  • キリシタンではないということを保証し その家の家長は寺にお布施を払って 葬式や盆などの法事を行うことを義務づけたそうです。
  • この家長は寺から見たら檀那(旦那)になるそうです。
  • 日本全国の家の家長 つまりの一家のお父さんたちが「旦那」になったのは この江戸時代の寺請制度からだそうです。
  • こうしてお寺が家長たちを「旦那」と呼ぶように家族にとっての家長も「旦那」と呼ぶのがしっくりくるようになったそうです。
  • お金や施しを与えてくれる人をさす「旦那」という言葉は 仏教を離れた場面でも使われるように…
  • 例えば奉公人が自分の主人を呼ぶ時…
  • 「うちの旦那さんはよく面倒を見てくれて本当に幸せです」
  • 奉公人からすると、主人はお金をくれる「旦那」になるそうです。
  • さらに 「旦那、今日のサンマはいいよ~!」
  • 商売人からすると 買い物をしてお金をくれる お客さんも「旦那」になるそうです。
  • お金を家に持ってくる家長を妻が「旦那」と呼ぶようになったのも自然なことだそうです。
  • 実は酒井住職 結婚15年の旦那さんがいらっしゃるメールや書き込みで全国のママさんたちからのお悩み相談も受けているそうです。
  • 酒井住職「皆さんが持っている悩みは たいていの人が持っているので 誰かに少しつぶやいて共感してもらって解決していくことばかりですね」
  • 話すことが悩みの解決につながる?
  • そのときディレクターはそうなのかと思ったそうです。
  • 8月に1歳年下の旦那とゲットした担当ディレクター…
  • 担当Dの悩み①?「旦那がしゃべらない」
  • 酒井住職のお答え①は…
    「仏教の修行の中にも 話を聞き続ける修行もあるぐらい意外と話を聞き続けるのは難しいことなんで聞き続けてくれる相手がいることは幸せなことなんですよ」
  • 担当Dの悩み②?「お手伝いの上手な頼み方」
  • 酒井住職のお答え②は…
    「お皿を洗ってくれる?私 料理つくるね そしたら早く二人の時間ができるでしょと伝える
    ことですよ」
  • 担当Dの悩み③?「自分への愛がなくなったと結婚後どれくらいで感じるか」
  • 酒井住職のお答え②は…
    「どうでしょうね…う~ん…わかりません」
  • 実は 担当Dが今回のロケを担当するからといって それをエサに旦那に結婚をOKさせたそうです。
  • 職権乱用?なんのこっちゃな締でした!

チコちゃんに叱られる!なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ? まとめ

今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ夫のことを「旦那」と呼ぶ?
について情報発信させていただきました。