1月21日放送のチコちゃんに叱られる!で
鍵がギザギザしているのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!鍵がギザギザしているのはなぜ?
鍵がギザギザしているのはなぜ?
答えは、ギザギザの数ぶんの金属の棒の切れ目を一定の高さにそろえるため
詳しく教えてくださるのは
世界中から集めた珍しい鍵が所狭しと並んでいる博物館の館長
金庫と鍵の博物館 館長
杉山 泰史 先生(すぎやま やすし)
- 言葉で説明すると非常にややこしいので錠前のカットモデルを見てみると…
- 金属の棒と棒を押さえるスプリングが仕込まれているそうです
- ポイントは金属の棒が2つに分かれるように切れ目が設定されているということだそうです
- この状態だと金属の棒が邪魔をする形で内側の筒が回らないので鍵が閉まっている状態だそうです
- ここに鍵を差し込むと…
- 棒の長さに合わせたギザギザによってピッタリ一直線になるそうです
- ギザギザが山型をしているのは差し込む際に金属の棒を持ち上げながら奥に進んでいけるようにするためだそうです
- 金属の棒の高さがバラバラになってしまい鍵があかないそうです
- これが一般家庭で使われている錠前の構造だそうです
- ちなみにこの鍵と錠前 その基本的な仕組みや考えは紀元前数千年前にはもう誕生しているそうです
- それはエジプト錠と呼ばれるものだそうです
- 4本の木の棒によってロックするという先ほどの錠前と基本的構造は一緒で凸凹のついたブラシのようなものを差し込んで開けるというものだそうです
- より防犯性が高いといわれる鍵に窪みがあるタイプのディンプルキーも構造的には同じこうぞうだそうです
- ギザギザの高さがそのまま窪みの深さに変わっただけだそうです
- このタイプは縦横斜めに金属棒が設定されているので錠前破りのピッキングに対する防御力が上がるそうです
- また ディンプルキーは裏表関係なく鍵が差せるようになっているそうですが…
- これは窪みのパターンを裏表で共通させているからだそうです
- 「金庫と鍵の博物館」という事で金庫の構造についても杉山館長に尋ねてみると…
- ダイヤルを回すことで中に入った円盤が回り 円盤は一か所だけに窪みが設けられているそうです
- この窪みを揃えることで金庫を開けるためのでっぱり部分が入り込んで金庫が開くそうです
- 金庫破りではダイヤル付近に聴診器のようなものを当てるシーンが映画などで見られますが…
- あれは 演出上のものでウソだと杉山先生
- ちなみに 元ネタは杉山先生のお父さんだそうです
チコちゃんに叱られる!鍵がギザギザしているのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!鍵がギザギザしているのはなぜ?
について情報発信させていただきました。