チコちゃん

チコちゃんに叱られる!化石はなぜ石になる? 11月5日

11月5日放送のチコちゃんに叱られる!で
化石はなぜ石になる?
という質問がありました。

チコちゃんに叱られる!化石はなぜ石になる?

化石はなぜ石になる?

答えは、骨と地球が反応するから

詳しく教えてくださるのは
生き物が化石なる仕組みについて長年研究している
名古屋大学博物館 館長
吉田 英一 先生(よしだ ひでかず)
吉田英一

  • 化石には葉っぱや虫の化石など色んな種類がありますが 今回は恐竜の骨がどうやって石になっていくかで説明されるそうです
  • 博物館でよく見る恐竜の化石は骨と地球が反応するからできるそうです
  • 実は地球と反応してスカスカからぎっしりになるそうです
  • スカスカからぎっしりとは一体どういうことなのでしょうか?
  • 実は骨の中身はスポンジのようになっているそうです
  • 化石になる前の骨の隙間は スポンジみたいにスカスカになっているそうです
  • 骨の断面を見ると血液を作る骨髄や血管が通るので確かに隙間の多いスポンジのような構造になっているそうです
  • このスカスカの骨だけだと時間が経って砂や泥などの地層が上に積もっていくと潰れてしまって骨の形が残らないそうです
  • 化石として残るのはスカスカな骨の隙間にぎっしりといろんなものが入って石になるからだそうです
  • 例えば死んだ恐竜が何らかの事情で地面に埋まったとします
  • 地面に埋まった骨を再現すると…
  • 最初 土の上に骨を置いて その上から土を被せた状態になります
  • 死んでからそれほど時間が経っていない恐竜の骨の隙間には脂や血液などの成分がこびりついて残っているそうです
  • そこに雨がふったとします
  • 雨水が染み込んだ地下水は地層の中にあるカルシウムなどの成分混ざった水となって骨の隙間に染み込んでいきます
  • すると骨の隙間にある脂や血液と地下水が混ざり合って ある反応がおきるそうです
  • 脂や血液のような有機物成分にカルシウムを含んだ水分を流し込むと…
  • 2~3か月の間に隙間に鉱物がどんどんできていくそうです
  • この実験と同じように恐竜の骨の隙間にも地下水と反応して炭酸カルシウムという鉱物がぎっしりできるそうです
  • ぎっしりというのは鉱物が集まって固まったものだそうです
  • 例えば石灰岩や大理石 鍾乳洞にある鍾乳石は炭酸カルシウムが固まってできた石
  • ですので 骨の隙間に炭酸カルシウムがぎっしり詰まった恐竜の骨を…
  • 地球 つまり色々な成分を含んだ地下水と反応することで石になるということだそうです
  • さらに地下水の成分によっては様々な珍しい化石が世界にはあるそうです
  • 例えばオーストラリアには ガラスの成分でもあるシリカという成分を含んだ地下水が流れ込むことで骨の一部がオパールになったもの
  • また カナダには ティラノサウルスの化石は マンガンという金属の成分と反応して全身が黒く光るのでブラックビューティーと呼ばれているそうです
  • 「ここまでは恐竜の化石の話でしたが…」と先生が取り出したのは丸い石?
  • 丸い石を半分に割ると中には アンモナイトの化石が入っていました
  • これは 骨の代わりにアンモナイトの中身の成分が外に出てきたモノが地下水と反応したことで外側に丸く炭酸カルシウムの鉱物が出来たパターンだそうです
  • このように骨以外にも生物の中に含まれる成分が地下水 つまり地球と反応することで他にも色々な化石が残るそうです
  • そして先生から今「化石界で一番ホットなのは日本」という情報が!
  • 非常にユニークな研究をしている まだ35歳の日本人が 今から2年前に日本で面白い化石をみつけたそうです
  • せっかくなので取材させていただきました
  • 向かったのは筑波大学
  • そこに現れたのは筑波大学 生命環境系で恐竜の生態を研究する田中康平助教
  • 田中康平
  • 化石界ですごいホッとな話題があるってうかがってきたんですが 何を発見されたんですか?
  • 「これです 恐竜の卵の化石です」と田中先生が見せてくれました
  • この恐竜の卵の化石は 全長わずか4.5cm
  • 非鳥類型恐竜のものとして世界最小でギネス世界記録にも認定されたそうです
  • ギネスに載るなんてすごいことじゃないですか!
  • でも それってご自分で見つけたんですか?
  • 「僕っていうよりかは 僕たちのチームで見つけたものですけどね」と田中先生
  • でも なんとなく卵っぽくないように見えるので聞いてみると…
  • 「めっちゃいい質問 とも君!」と田中先生
  • 「とも君」?
  • なんとこの番組のスタッフが先生と”いとこ”だという衝撃の事実が判明!
  • せっかくなので ここからは「とも君」にインタビューを任せます
  • 「卵っていってもさぁ 恐竜の卵ってなんでわかるの?」とお聞きすると
  • 「それも でらいいい質問だわ」と先生
  • 「生きてた当時の卵の模型があってすごい細長い形をしてるじゃん? この細長い形っていうのが 実はキーポイント」と模型を取り出す田中先生
  • 先生によると 恐竜は骨の構造上 細長い卵を産み
  • 鳥に進化するとお尻の骨の形が変わるため丸い卵になるとのこと
  • だから卵の形をよく見ると進化を表していて恐竜の卵だというのが ここからでもわかってくるそうです
  • 「すげ~ 専門家じゃん マジで」と納得する番組スタッフ
  • 「そうなのよ」と自慢げな田中先生
  • 思わぬ再会を果たした 恐竜学者の”こう君”と番組スタッフの”とも君”
  • いとこ同士である二人の人生を少しだけ覗いてみると
  • と ここで小田和正さん「言葉にできない」のスローバージョンがBGMとして流れ明治安田生命のCMのような感じで映像がスタート!
  • 1993年(今から28年前)”こう君”(7歳)博物館で恐竜と出会い夢中に
  • 対して”とも君”(2歳)泣き虫だからお留守番
  • 2009年(今から12年前)”こう君”(23歳)カナダに留学し恐竜の発掘を始める
  • 対して”とも君”(18歳)眉毛を細くし前髪を遊ばせ始める
  • 2019年(今から2年前)”こう君”(33歳)恐竜の卵についての論文発表!世界的なニュースに
  • 対して”とも君”(28歳)酔っ払ってろっ骨を骨折!会社でニュースに
  • 2020年(今から1年前)”こう君”(34歳)ギネス世界記録に認定 世界からの期待を一身に受ける毎日
  • 対して”とも君”(29歳)「チコちゃんに叱られる」担当 先輩たちからのお叱りを一身に受ける毎日
  • スタートは同じ2人 でも人生はいろいろ…
  • ただ我々は 今回”とも君”のおかげで恐竜界に太いパイプができました!
  • ありがとう ”とも君”
  • 「”こう君”ナインティナインわかる?」と”とも君”
  • 「ああ 知ってる」と”こう君”
  • 「岡村さんわかる?」と”とも君”
  • 「もちろん」と”こう君”
  • 「俺ね すげぇツーカーだよ」と”とも君”
  • 「うそうそ」と”こう君”
  • 最後にスタジオの岡村さんに”とも君”とツーカーなのと確認するチコちゃん
  • 「ツーカーですねぇ?ツーカーというか… いやごめんなさい どっちかというと今日はじめて”とも君”というたぐらいですから」と岡村さん
  • スタジオ大爆笑!

チコちゃんに叱られる!化石はなぜ石になる? まとめ

今回は チコちゃんに叱られる!化石はなぜ石になる?
について情報発信させていただきました。