チコちゃん

チコちゃんに叱られる!なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる?9月2日

9月2日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる?

という質問がありました。

チコちゃんに叱られる!なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる?

なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる?

答えは、痛みが10分の1になるから

詳しく教えてくださるのは
2度目の登場 皮膚感覚やその心理的効果に詳しい
桜美林大学 教授
山口 創 先生(やまぐち はじめ)
山口創

  • 大人と子どもでは痛みの感じ方が全然違うんです。
  • 同じ痛みでも子どもの方が およそ10倍も痛みを感じているそうです。
  • そもそも皮膚の表面には痛みを感じる痛点が1平方センチメートルあたり100以上あります。
  • 痛点が刺激されると その信号が脊髄を伝って脳に伝わり痛いと感じます。
  • 子どもの場合は 脊髄に入った入り口のところの神経が まだ十分に発達していないそうです。
  • どういうことかというと 大人は脊髄の入り口の神経がしっかり分かれているので痛みも分けて伝えることが出来ますが 子どもはこの部分が まだ十分に分かれていないため多くの神経が刺激されてしまいます。
  • そのため同じ刺激でも子どもの方が痛みを強く感じているのです。
  • 少し乱暴に例えるなら大人は1の刺激を1で伝えられますが 子どもは1の刺激にまわりの神経が反応してしまい刺激を数倍にして脳に伝えます。
  • 子供の成長と痛みの感じ方を調べた研究では 男女ともに7歳~9歳にかけて痛みの感じ方がおよそ10分の1になっているのがわかります。
  • 7歳~9歳にかけて脊髄の痛みの入り口の神経がきちんと分類・整理されてくると考えられます。
  • つまり岡村隆史くんも小芝風花ちゃんもEXILEのTAKAHIROくんも大人の10倍も痛み感じながら注射を受けていたのです。
  • また子どもの痛みには心理的な部分も関係しているといいます。
  • 不安とか恐怖の感情によって痛みがさらに大きくなってしまうというメカニズムもあるそうです。
  • 注射などの痛みが恐怖や不安の記憶として残ると痛みを感知するセンサーや脊髄 脳の働きが変化して 今までは痛くなかった弱い刺激でも痛いと感じるようになってしまうのです。
  • 番組D「先生も注射嫌いでしたか?」
  • 山口先生「それはもう嫌いでしたね! けっこう泣き虫だったのでたいていは泣いてましたね」
  • では 子どもが注射嫌いにならないためにはどうすれば良いのでしょうか!
  • 注射を打つ時にも出来るだけ痛みを感じさせないようにすることが大事だと最近は考えられているそうです。
  • ということで…
  • 山口先生がオススメ!保護者の方必見!注射の痛みを和らげる3つの方法(^^♪
  • まず1つ目は…意識をそらす
  • 皮膚からやって来た痛みの神経が脊髄に入る入口のところにゲート つまり門のような役割をしているシステムがあります。
  • 意思を逸らしているとゲートが閉まる役割になるので痛みが感じにくくなる。
  • 例えば 大好きなおもちゃや本などに夢中になっている間に注射を打つと痛みを感じにくいといいます。
  • 2つ目は…皮膚をさす
  • 皮膚をさすってあげると脊髄の入り口のゲートが閉じる働きがあります。
  • さらにスキンシップの作用でオキシトシンが脳から出て痛みを小さくする作用があるので実際に痛みの感じ方も小さくなります。
  • そう!皮膚を摩った後に意識を逸らそうとする「痛い 痛いの 飛んでいけ~」は単なるおまじないではなく科学的な効果もてきめんなのです。
  • 3つ目は…甘いものを食べる
  • 甘い物を脳で感じるとオピオイドという物質が出てきます。
  • このオピオイドというのは脳内麻薬と呼ばれていていったん痛みを軽くする効果があります。
  • これらの方法は大人にも効果があるといいます。
  • では実際に3つのポイントでどこまで痛みは軽減できるのでしょうか?
  • 痛みといえば…この方々!
  • 激しいツッコミでおなじみのお笑いコンビのカミナリ
  • 番組D「漫才のとき叩かれて痛いんですか?」
  • カミナリまなぶ「痛いです」
  • 番組D「痛みを軽減する方法というのを先生に聞いてきました」
  • カミナリたくみ「うれしい!一生この漫才やっていけるってことですよね」
  • ということで今回は専門家の監修のもと 痛み用の機械で痛みがどの程度軽減されるのか実験。
  • まずは何もせず そのままやった場合。
  • カミナリたくみ「ショックON!」
  • カミナリまなぶ「あ~~しびれる しびれる しびれる しびれる 本当に! もう!」
  • カミナリたくみ「なに? そんな乙女みたいな感じで怒るの? しっかり痛かった?」
  • カミナリまなぶ「うん! 痛い!」
  • 番組D「痛みを覚えました?」
  • カミナリまなぶ「覚えました」
  • 痛みの強さを覚えたところで まなぶさんには痛みを軽減する3つのポイント!
  • 大好きなサッカーの雑誌で意識を逸らし
  • 皮膚をさすり
  • 甘~いチョコを食べて
  • 先ほどと同じ強さの刺激を与えます。
  • 果たして痛みは軽減されるのか?
  • たくみくんがタイミングを見計らって黙ってスイッチをON!
  • カミナリまなぶ「う!あぁぁぁぁぁ!」
  • カミナリたくみ「痛み軽減されたってこと?」
  • カミナリまなぶ「ちょっと正直 よくわかんなかったです」
  • 実験結果不明…
  • と…いつものように
  • カミナリたくみ「わかんねぇってだめだなぁ~」
  • と たくみくんに頭をどつきます!
  • カミナリまなぶ「いってぇ!」
  • 最後に先生から「最近刺さったものは何?」と聞かれて?
  • チコちゃん「それはリオネル・メッシの言葉で 努力すれば報われる?そうじゃないだろ 報われるまで努力するんだ!」
  • と真面目に答えちゃったチコちゃんでした。

チコちゃんに叱られる!なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる? まとめ

今回は チコちゃんに叱られる!なぜ子どものころは嫌いだった注射が大人になると平気になる?について情報発信させていただきました。