12月27日放送のチコちゃんに叱られる!で
ちりめんじゃこってなに?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!ちりめんじゃこってなに?
ちりめんじゃこってなに?
答えは、イワシの子ども 時々いろんな海洋生物の子
詳しく教えてくださるのは
海洋生物に詳しい
大阪・岸和田市
きしわだ自然資料館 学芸員
柏尾 翔 先生(かしお しょう)
- ちりめんじゃこの原料となるのは…
- 主にイワシ類、特にカタクチイワシの子どもだそうです。
- カタクチイワシは全国の沿岸域に生息し体調はおよそ7~10cmの小さな魚だそうです。
- 実はカタクチイワシの子ども加工するといろいろな呼び名になるそうです。
- まず、取れたばかりの状態のものを 生しらす。
- 浜ゆでして水を切り水分量がおよそ75%のものを 釜揚げしらす(※地域によっては異なる場合があるそうです)
- さらに乾燥させ水分量がおよそ40%のものを ちりめんじゃこ(※地域によっては異なる場合があるそうです)
- なぜよく乾燥させたものは しらす ではなく ちりめんじゃこ と呼ぶのでしょうか?
- 小さな魚を広げて乾燥させていた様子が絹織物の縮緬(ちりめん)に似ていたこと。
- そして、小さな魚をあらわす雑魚(ざこ)であわせて縮緬雑魚(ちりめんじゃこ)になったそうです。
- つまり ちりめんじゃこ は、イワシ類の子どもを乾燥させてものだそうです。
- ちりめんじゃこ をよく見てみると、イワシ類だけでなく いろんな海の生き物の子どもが混じっていることもあるそうです。
- 海に住む生き物の多くには卵からふ化して一定の期間、海中をプカプカ漂い生活する時期があるそうです。
- イワシの群れをガサッと取るときに、一緒に小さいカニの赤ちゃんとかも海をプカプカ漂って生活しているので、イワシたちと一緒に捕まってしまってるそうです。
- よく見つかるものでは、タコ、イカ、エビ、カニの子どもがあるそうです。
- 珍しいものでは、タツノオトシゴの子どもが見つかることもあるそうです。
- タツノオトシゴはめったに見つからないそうです。
- 現在の ちりめんじゃこ は何も混ざっていないそうです。
- 理由は、ちりめんじゃこ の中に他の生き物が混ざっていると価格が低下したり、エビやカニのアレルギーの方への配慮で極力取り除かれるようになっていることが多いそうです。
- ただ、ちりめんじゃこ の加工場へ行けば取り除かれたイワシ以外の生物の子どもが見つかるそうです。
- そこで今回は、大坂・阪南市の ちりめんじゃこ加工場に行ってみました。
- 加工場では、ちりめんじゃこ に混ざる生き物を手作業・機械を使って取り除いているそうです。
- 実際に、取り除いた生物の子どもを見せてもらいました。
- その中には
タツノオトシゴ(体長2.7cm)
イセエビ(体長1.1cm)
サバ(体長2cm)
カニダマシ(体長0.9cm)
ヘイケガニ(体長1.2cm) - 判別できたもので、およそ20種類以上も見つかったそうです。
チコちゃんに叱られる!ちりめんじゃこってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!ちりめんじゃこってなに?
について情報発信させていただきました。