NHKのあさイチでデジタルタトゥーというタイトルで放送されていました。
NHK土曜ドラマ「デジタルタ・トゥー」(全5話)というドラマが2019年5月18日から始まるらしく、それ番宣を兼ねてデジタルタトゥーとは何?どんなことが起こるの?
どうしたら消せるの?ということで、とても興味深く気になったので調べてみました。
これからの夏休みで子供たちが「デジタルタ・トゥー」で苦しまないように考えたいですね。
Contents
あさイチ!デジタルタトゥーは何?
デジタルタトゥーという言葉を知らなかったので調べてみました。
デジタルタトゥーとは?
もしも、ネット上に自分の不利益な情報が公開されてしまったら
消えずに残り続けてることになるそうです。
それは、身体に刻まれた彫り物と同じなのでデジタルタトゥーと
言われるそうです。
少し前に流行った、リベンジポルノやLINE通話履歴の公開、アルバイト先での違法行為動画投稿もデジタルタトゥーに属するそうです。
とても怖いですね!
確かにネットを見るといろいろな投稿が秒単位で行われていますね。
一度でも投稿された内容を消すことは簡単にはできないそうです。
ネットで流れるニュース、ネット掲示板、ブログ、SNS、youtubeなどの投稿も、本人やサイト管理者が消さないと永遠に残り続けるそうです。
デジタルタトゥーが問題視されるのは、ネガティブな情報のことだそうです。
誰でもポジティブな情報であれば、気にすることはないですよね。
あさイチ!デジタルタトゥーは何?どんなことが起こるの?
デジタルタトゥーによるトラブルにはどんなものがあるのか調べてみました。
就職や学校へ影響
就職、結婚のときに不利
ネガティブな情報がネットに残ると問題になるのは、ネットに自分のネガティブな情報が残っていると、検索されて情報が発見されることもあるそうです。
もし就職、結婚といった人生に関わるとき、希望した会社、婚約者やその家族などに不利益な情報を見られてしまい就職できなかったり結婚が破談になる可能性がとても高くなるそうです。
会社、学校で評判が落ち、退職、退学になることも
ネガティブな情報がネットに残ると会社、学校で悪い評価がたち知らない内に広がってしまうこともあるそうです。
例えば過去に逮捕された履歴情報が投稿されると、会社に勤めていた場合会社にいづらくなり自分から退職するということもあるそうです。
また学生で、あれば、特に私立の学校に通っている場合は退学処分になることもあるそうです。
デジタルタトゥーがネットにあると最悪、人生の破滅ですね!
家族、親族にも迷惑をかけることに
ネガティブな情報がネット上にあるだけで、世界中の人がその情報を見ることができてしまうそうです。
もちろん家族、親族の知人にも見られる可能性があるそうです。
家族、親戚も周囲から偏見の目で見らることがあるそうです。
もし、自分が親であれば子どもが学校でいじめられたりもし、自分が夫・妻であればパートナーが近所や勤務先などでとても肩身の狭い思いをし続けたりする可能性があるそうです。
そうなれば、家族にも迷惑をかけるし生き地獄ですね!
犯罪歴や逮捕歴がネット上にに残る
もし、自分が痴漢行為をしていなくても冤罪で痴漢で逮捕されてニュースに流れると、ネガティブな情報がネットニュースでは実名報道されるたり、記事が残り続けて自分や家族も被害を受け続けることになるそうです。
冤罪の場合でも、ニュースサイトへ連絡を入れても情報訂正をしてもらえずに「逮捕された」というネガティブな情報だけが残り続けるケースもあるそうです。
現在、デジタルタトゥーとして、もっとも相談が多いのは逮捕歴が残ってしまう問題だそうです。
逮捕とは前科と違い、冤罪、誤認逮捕での不起訴でも一旦、逮捕歴がデジタルタトゥーで残ることは問題だそうです。
ネット掲示板での誹謗中傷
2ちゃんねる、爆サイ(バクサイ)といったネット掲示板に誹謗中傷や個人攻撃の投稿をされてしまったり、氏名、住所、自宅の写真など個人情報を投稿される場合もあるそうです。
そんなときもネガティブな情報がネット上に残るし、個人情報がさらされてしまい、嫌がらせをされたりして恐ろしいそうです。
2ちゃんねる特に、個人の犯罪履歴、逮捕歴、法人の書き込み削除に関しては、厳しい削除方針を持っているので、デジタルタトゥーとして残りやすいそうです。
バイトテロ
ニュース映像でも流れた、アイスクリームの棚に寝そべったり捨てた魚で寿司を握ったり、牛丼チェーンで通常の何倍もの肉を盛って撮影したり、半裸や全裸で踊ったりした違法行為
の動画をyoutube、Twitter、LINEトークルームを利用して投稿するバイトテロが多数発生しています。
こんな動画流れてしまうと、店舗側は衛生面や社会的に大きな損害受けて、バイトテロを起こした本人達に損害賠償請求をするそうです。
バイトテロを起こした本人達は自業自得ですが、ネガティブな情報がネット上に残り、将来的に就職、結婚するときなどのいろいろな場面で不利益になる可能性もあるそうです。
特に現代ではバイトテロやおもしろ動画等はYoutubeなどで拡散されやすく、ネット上にあるすべてを削除するのは困難でデジタルタトゥーとして永久に残り続けるので気を付けるようにしたいそうです。
リベンジポルノ
元カレ、元カノや夫・妻が、交際中や夫婦生活で撮影した性的動画をネットに公開することがあるそうです。
そんなリベンジポルノの行為を行うと、被害者の名誉棄損、プライバシーが侵されてしまいます。
特にネット上ではお宝画像やお宝動画として扱われて世の中の人に好奇な目で見られて、安心できないですし、ひどい場合は「うつ病」になる人もいるそうです。
リベンジポルノは、お宝画像、お宝動画として、海外のサイトにも拡散されやすいそうです。
そのため、海外のサイト管理人と連絡が取れない場合もありデジタルタトゥーとしてネガティブな情報がネット上残りやすいそうです。
あさイチ!デジタルタトゥーとは何?どうしたら消せるの?
ここからは、IT企業 社会貢献チームマネージャーの小木曽 健 さんが教えてくださるそうです。
デジタルタトゥーは消しずらいためタトゥーと呼ばれていますが実際は消すことができる場合もあるそうです。
それはネット上で誹謗中傷されたりプライバシーの侵害などを受けた被害者は、その情報を停止させる権利が認められているそうです。
リベンジポルノでも、被害者が大きな権利侵害を受けるため削除請求することができるそうです。
また、犯罪歴、逮捕歴といった内容も、冤罪であることが明らかな事実であれば削除が認められるそうです。
それ以外の場合でも相手との交渉や仮処分で削除を実現できる可能性もあるそうです。
デジタルタトゥーの削除について
もし、デジタルタトゥーのような誹謗中傷をネットに書き込みされたりした場合は警察に届け出ることで対応していただけるそうです。
勿論、薬物の取引や、児童ポルノなどについての書き込みも犯罪捜査の対象になるので警察が対応してくれるそうです。
特に児童ポルノ、リベンジポルノ削除に関してはインターネット業者の有志でつくられている団体 セーファーインターネット協会の「セーフライン」で通報や相談を受け付けてくれるそうです。
セーファーインターネット協会「セーフライン」はこちら
この「セーフライン」に依頼すると本人に代わって削除要請をしていただけるそうです。
現在までの実績は8割以上削除していただけたそうです。
但し、犯罪とはいかないようなデジタルタトゥーは国からの要請で運営されている「違法・有害情報相談センター」が対応していただけるそうです。
「違法・有害情報相談センター」はネット上の個人情報や誹謗中傷の書き込みなどに関する相談を受け付けてくれるそうです。
ここから教えてくださいルのは
違法・有害情報相談センター
センター長 桑子博行さんです。
「違法・有害情報相談センター」ではネット上の個人情報や誹謗中傷の書き込みなどに、どう対処すればいいか調査して相談員の方々がメールで対応していただけるそうです。
誰でも無料で相談を受け付けていただけるそうです。
「違法・有害情報相談センター」のホームページはこちら
利用方法は、ホームページに沿って登録していきます。
登録後、しばらくすると「違法・有害情報相談センター」からアドバイスのメールが届くそうです。
- 投稿の削除依頼は本人が行わなければいけないそうです。
- 本人からの依頼を受けて各サイトの運営者が検討するそうです。
- どのように対応するかはサイトの判断になるため希望通りになるとは限らないそうです。
- 拡散などした場合は、削除しても削除しきれていない場合があるそうです。
桑子博行さんいわく
ネットの情報はデジタルの情報ですからコピーができて、いろいろなところに貼りつけられたり、書き込まれたりするので、どんどん拡散していくそうです。
それらを探して全て削除の依頼を出していくことが必要になるそうです。
例えば、拡散先まで含めて、全部クリーンにできたことはあるか聞いてみたら、正直に言ってなかなかそこは難しくてどちらかというと少ないそうです。
デジタルタトゥーとは何?どんなことが起こるの?どうしたら消せるの? まとめ
今回は、デジタルタトゥーとは何?どんなことが起こるの?どうしたら消せるの?
について情報発信させていただきました。