6月12日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ眠くなるとあくびが出る?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ眠くなるとあくびが出る?
なぜ眠くなるとあくびが出る?
答えは、脳の温度を下げるため
詳しく教えてくださるのは
あくび の研究をしている
首都大学東京 人間健康科学研究所 教授
北 一郎 先生(きた いちろう)
- あくび が出るのは「脳が酸欠だから」と思っている人が多いですね。
- しかし 日常で酸欠になることはほとんどありません。
- 眠くなったときに あくび が出るのは脳の温度を下げ適温に保つためです。
- 脳が酸欠になるケースは?
- 脳出血・脳梗塞を発症したとき高山病になったときなどです。
- 締め切った部屋に長時間いると「酸素が足りない」と思ったりしますが 部屋の隙間から常に空気が流れ込んでいるため 脳が酸欠状態になることはありません。
- あくび で脳の温度を下げるとは?
- 脳の温度は通常 36℃~37℃ にたもたれています。
- 脳が疲れているとき 満腹になったときに脳は休憩モードになります。
- 脳が休憩モードになると血流量が減少して脳の温度が低下します。
- このとき感じるのが「眠気」です。
- 人間は脳の温度が下がることで眠くなるります。
- 眠ってはいけないときに「眠気」が襲ってくることがあるが脳は働きを活発にするため脳への血流量を増やします。
- 人間の脳は温度が39℃まで上昇すると 脳の機能が低下して脳細胞が破壊されることもあります。
- 脳が働きを活発にし脳に血流量が増えて脳の温度が上昇して体が危険を感じると あくび をします。
- 脳の温度が下がる仕組み➀
- あくび をしたとき吸い込んだ空気が のど付近の血管や血液を冷やします。
- 脳の温度が下がる仕組み②
- あくび をしたとき口を大きく開くと のどの筋肉が血管に圧力をかけて冷えた血液をポンプのように脳に押し上げるます。
- 脳の温度が下がる仕組み③
- 冷えた血液が脳に送られ温まった血液が脳から排出されることで脳の温度を下げます。
- 眠くなったときに出る あくび は眠らないように一生懸命頑張った結果上昇した脳の温度を
下げようとして出ていました。
チコちゃんに叱られる!なぜ眠くなるとあくびが出る? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ眠くなるとあくびが出る?
について情報発信させていただきました。