10月4日放送のチコちゃんに叱られる!で
ケチャップってなに?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!ケチャップってなに?
ケチャップってなに?
答えは、ケチャップはしょっつる
もともとしょっつるだったけど世界一周してトマトになった
「しょっつる」とは、いわゆる魚醤(ぎょしょう)
魚で作った醤油のことで秋田県では「しょっつる」と
いい、タイではナンプラーと呼ばれる調味料だそうです。
詳しく教えてくださるのは
以前、福神漬について教えてくれた食べ物の発酵と保存を研究し漬物グランプリの
審査も務める漬物研究の第一人者
東京家政大学 家政学部 栄養学科 教授
宮尾 茂雄 先生(みやお しげお)
- みなさんが知ってるケチャップというとトマトケチャップですね。
- これは 明治時代にアメリカから日本に渡ってきたものだそうです。
- ケチャップのルーツをだどると、実は魚醤だそうです。
- 日本でいうところのしょっつるだそうです。
- しょっつるは秋田で よく使われる魚醤だそうです。
- 魚醤とは魚を塩漬けにして発酵させて造る中国発祥の調味料だそうです。
- 魚醤は中国南部の昔の方言でコエ・ツァプ(茄醤)またはケ・チャプ(茄汁)と呼ばれていたそうです。
- 実はこれがケチャップの起源だそうです。
- ケチャップとは塩を使って素材のエキスを出しそれを利用した調味料のことだそうです。
- それが中国から東南アジアに伝わり それからイギリス 更にはアメリカに渡ったそうです。
- それから日本に入ってきたそうです。
- 日本に入ってきたころには トマトケチャップになっていたそうです。
- それがケチャップロードだそうです。
- ケチャップが伝わったルートを宮尾先生が勝手に名付けたそうです。
- どうして 魚でつくられたケチャップがトマトケチャップになったか?
- そのケチャップロードをたどってみると…
- 中国から最初に伝わったインドネシアへ行ってみると…
- インドネシアのケチャップは真っ黒だそうです。
- 容器を見てみるとKECAPと書いてあるそうです。
- 中国からインドネシアに伝わると魚の代わりに小麦とか大豆を発酵させた調味料に変わったそうです。
- インドネシアでは炒める料理のほとんどにこのケチャップを使うそうです。
- 続いて東南アジアから伝わったイギリスへ…
- イギリスのケチャップも茶色い液体だそうです。
- その材料はなんとキノコだそうです。
- 18世紀初め植民地の東南アジアからイギリスに持ち込まれると穀物の代わりにキノコやクルミなどを塩漬けにしてケチャップをつくるようになったそうです。
- シチュー パイ パスタの味付けなどイギリスの家庭料理にマッシュルームケチャップは使われるそうです。
- インドネシアでは穀物でつくられイギリスではマッシュルームでつくられていたケチャップ。
- では いつからトマトがケチャップになったのでしょう?
- トマトケチャップが大々的に生産されるようになったのはアメリカだそうです。
- そこで初めてトマトケチャップが販売されたアメリカへ…
- ケチャップがアメリカに伝わった1700年代末から1800年代初めに伝わったころ 実はちょうどトマトもアメリカに伝わったそうです。
- 当時のトマトは酸味が強かったため そのまま食べることはほとんどなかったそうです。
- そこで ケチャップの材料に使ったところ相性が抜群によかったそうです。
- 1876年 世界で初めてトマトケチャップが販売されたそうです。
- ハンバーガーやホットドッグに合うとアメリカ中で大人気になったそうです。
- アメリカでは法律にも「ケチャップの原料はトマト」と定義されているほどトマトケチャップは定着しているそうです。
- その後、明治時代に日本に伝わり 戦後 トマトケチャップは日本中に広まっていったそうです。
- では そもそもケチャップが生まれた中国は 今どうなっているのでしょう…
- あれ!? そこにはトマトケチャップが…
- 中国で生まれたケチャップは世界一周してトマトと出会い 中国に帰ってきたそうです。
- アメリカで大量生産され世界中に広まったトマトケチャップですがアメリカにケチャップが伝わる前に すでにイタリアでトマトケチャップが作られていたという説もあるそうです。
チコちゃんに叱られる!ケチャップってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!ケチャップってなに?
について情報発信させていただきました。