8月23日放送のチコちゃんに叱られる!で
幽霊に足がないのはなぜ?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!幽霊に足がないのはなぜ?
幽霊に足がないのはなぜ?
答えは、売れっ子画家が足のない幽霊を描いたから
詳しく教えてくださるのは
東京・巣鴨 美術史家
安村 敏信 先生(やすむら としのぶ)
- 幽霊に足がないというのは、江戸時代のある画家が描いた絵が作り出したものだそうです。
- 実は江戸時代以前、怪談話の押絵に描かれていた幽霊の絵には足があったそうです。
- しかし、江戸中期以降からは、幽霊画から足がなくなっていったそうです。
- 江戸時代中期の売れっ子画家 円山応挙(まるやまおうきょ)が足のない幽霊を初めて掛け軸に描いたそうです。
- 円山応挙(1733-1795)
- 国宝「雪松図屏風(びょうぶ)」などを描いたそうです。
- それがこちら⤵
Canon綴TSUZURI文化財未来継承プロジェクトから引用- 言い伝えでは円山応挙が幽霊画を掛け軸に描いてほしいという依頼を受けて描けずに悩んでいたそうです。
- その時に夢枕に亡くなった妻が出てきたそうです。
- その姿をそのまんま描いたと言われるのが応挙の幽霊だそうです。
- 会いたくても会えない大切な人への思いが描かれた絵と言えるそうです。
- 円山応挙の幽霊画は青森県の弘前市にあるそうです。
- 幽霊の絵があるのは久渡寺(くどじ)だそうです。
- 石段が200段あるお寺だそうです。
- 幽霊の掛け軸は年に1回だけの公開だそうです。
- それがこちら⤵
弘前りんごの北のまほろば 幽霊画が集まる街 弘前から引用- 一見、美人画のようだが、しかし足は描かれていません。
- 写生画の大家と呼ばれた円山応挙。
- なぜ幽霊を描いたのでしょうか?
- こんな言い伝えがあります。
- ある時、円山応挙の夢に亡き妻が現れたそうです。
- 妻は足がなく宙を漂っていたそうです。
- 円山応挙は夢で見たこの妻の姿を忠実に描いたそうです。
- かつて誰もやらなかった この表現は「この世のものではないもの」として話題になったそうです。
- 人気画家の円山応挙が発明したということもあり反響は大きかったそうです。
- 江戸時代夏の娯楽として怪談噺を楽しむ風習があったそうです。
- 演出として、幽霊画を掛けてその怪談を更に怖くするということは十分ありえることですね。
- このようにして、足のない幽霊画が世の中に知れ渡っていったそうです。
チコちゃんに叱られる!幽霊に足がないのはなぜ? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!幽霊に足がないのはなぜ?
について情報発信させていただきました。