9月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
虫歯の虫ってなんの虫?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!虫歯の虫ってなんの虫?
虫歯の虫ってなんの虫?
答えは、ストレプスコッカス・ミュータンス
詳しく教えてくださるのは
東京・千代田区 日本大学 歯学部 教授
宮崎 真至 先生(みやざき まさし)
- 虫歯を作り出す虫の正体は ストレプスコッカス・ミュータンスです。
- 通称 ミュータンス菌というふうに呼ばれています。
- その大きさは1,000分の1mm。
- ミュータンス菌の特徴っていうのが1個だけじゃなくて連結されているのが特徴の1つですね。
- そして このミュータンス菌が作る2つの物質が虫歯の原因になるんです。
- その1つが グルカン です。
- ミュータンス菌は食べカスの中にある糖質をエサにして グルカン というネバネバした物質を作り出します。
- この グルカン は粘着性が強く水に溶けにくいため 一旦 歯に付着すると うがいなどをしても取れない物質。
- そして この ミュータンス菌 はグルカンを 住みかにして増殖するんです。
- グルカンの中に住みついたミュータンス菌が 食べ残しの糖を食べて 酸を作るんですね。
- 作られた酸が歯の表面を溶かして虫歯になるんです。
- つまり ミュータンス菌 が食べ残しの糖をエサにしてグルカンという住みかを作り増殖。
- その中で作り出した酸が歯を溶かし虫歯にしていたのです。
- 番組D「ミュータンス菌を口の中に入れなければ 虫歯にならないってことですよね?」
- 宮崎先生「そうですえね そもそも 生まれたときには口の中には ミュータンス菌は存在していないんですね」
- 番組D「どのタイミングで ミュータンス菌っていうのは入っちゃうんですか?」
- 宮崎先生「それは 大人の唾液による感染ですね 特に乳歯が生える1歳半から3歳までの間に母親から子どもに唾液感染しないようにコップ 箸 スプーンなどを別にする そういったこと」
- しかし 夫の実家に帰省すると…
- 義母が子ども自分の使ったスプーンで食べ物を与えることがありますよね。
- 義母さんには 注意しづらいですよね?
- ですから 食べ残しを歯ブラシを使って しっかりと取ることでミュータンス菌を増殖しないようにするんですね。
- では ここで宮崎先生に 虫歯になりにくい 歯の磨き方を教えていただきましょう。
- 今回はモデルさんにお願いすることに…
- 体験していただくモデルさんは 白石真実子さんです。
- 大切なのは磨く順番を決めることです。
- 例えば…
- 左の奥歯からはじめたら そのまま ず~と 表面の前歯を通って そして途中で歯ブラシを持つ手を変えて右の奥歯を磨きます。
- いろんなところを磨いてしまうと どこを磨いていないのか 忘れてしまうんですね。
- ですからやっぱり順番を決めることによって磨き残しが無い 正しい歯磨きができます。
- そして すすぎ方には意外なポイントが…
- すすぎは1回で大丈夫です。
- 何度もすすいでしまうと 歯磨き粉に含まれている虫歯を予防する 歯をコーティングする成分 そういった物まで全部流されてしまうんですね。
- そこで 1回のすすぎを30秒間ほど続けることによって 虫歯を予防するコーティング成分が口に中全体に行きわたって 虫歯を予防する効果を発揮するんですね。
- ※使用している歯磨き粉の使用上の注意にしたがってお使いください。
- ※小さいお子さまには推奨されておりません。
- 甘味料のキシリトールというものが 虫歯予防に効果的ってきいたことがありますよね。
- 甘いのになぜ 効果的なのかと言いますと キシリトールに中に入っている糖をミュータンス菌が食べる酸を作り出す力が弱くなる。
- だから虫歯になりにくいということです。
チコちゃんに叱られる!虫歯の虫ってなんの虫? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!虫歯の虫ってなんの虫?
について情報発信させていただきました。