3月21日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜママになる(妊娠・出産)時 イライラする?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜママになる(妊娠・出産)時 イライラする?
なぜママになる(妊娠・出産)時 イライラする?
答えは、人は群れで生きる動物だから なのに 共同養育ができないから
詳しく教えてくださるのは
イライラのメカニズムに詳しい
栃木・下野市 自治医科大学 医学部 教授
尾仲 達史 先生(おなか たつし)
- 女性は妊娠することによりまして胎盤から さまざまなホルモンが出てまいります。
- その1つがエストロゲンでありまして…
- これは出産したとたんに急速にさがる。
- 妊娠するとイライアする…
- その原因とされる重要なホルモンが女性の卵巣で生成されるエストロゲン。
- これは 胎児を育む重要なホルモンで妊娠初期から徐々に増え始め出産時をピークに産後は一気に減少します。
- このホルモンの急激な増加と減少がイライラや不安を増幅させるとみられています。
- しかし出産してしばらく経つとエストロゲンの量に大きな変化は起こらなくなります。
- にもかかわらず出産後もママたちのイライラは続きます。
- これには もう一つ別のホルモンが関係していることがわかってきました。
- オキシトシンというホルモンの関与も考えられています。
- 愛情ホルモンというふうな別名がありまして絆を深めるホルモンの1つであろうといわれています。
- オキシトシンとは授乳中などに分泌されるホルモンで出産にともない分泌が活発になります。
- 主に子どもとの愛情を深める作用のあるホルモンなのですが…
- 愛情とは真逆の攻撃性を併せ持つことが近年の研究でわかったというのです。
ここからはNHKスペシャル2016年1月31日放送
「ママたちが非常事態!?」をお借りして編集したそうです。
- 妊娠から出産に伴い増加・減少するエストロゲンが なぜイライラにつながるのか?
- いがいな取材から検証していた。
- アフリカ・カメルーン
- ここに人類学者たちが注目するユニークな部族が暮らしています。
- 生まれて間もない我が子を他人に任せるのは動物の中でも人間だけ。
- 共同で養育するという独自の子育て術をあみ出したことで人間は次々と子どもを産み育てられるようになったのです。
- 思い出してください出産直後にエストロゲンが激減し不安や孤独を感じさせる…
- あの仕組み!
- 実はもともと母親に共同養育をうながすためのものだったとも考えられています。
- 出産後に母親が不安や孤独を感じれば おのずと仲間と一緒に子育てをしたい気持ちが強まるからです。
- つまり エストロゲンの減少で不安が増す…
- というのは人類が進化の過程で選択した共同養育をうながす作用。
- しかし 日本の現実は8割にも上る核家族。
- 本能と現実のギャップにさいなまれイライラしてしまう…ということだった。
- さらに出産後に分泌される愛情ホルモン オキシトシンについては…
- 例えば子育て中の母ネズミの場合。
- 出産後の母ネズミの体内には大量にオキシトシンが分泌されており。
- 我が子への愛情が強まっています。
- そのため他のマウスが近づこうとすると…
- 子どもを守ろうとして相手を攻撃するというのです。
- つまり オキシトシンには愛情を深めるだけでなく…
- 同時に攻撃性を高める作用もあったのです。
ここからはふたたび
尾仲先生が教えてくれます。
- 共同養育というのがなかなか難しい現代社会におきましては寂しいにもかかわらず自分一人で子育てをする。
- チョットした旦那さんのしぐさが敵対的なシグナルというふうに認知されて攻撃対象になるということも考えられうることだと思います。
- イライラするママにどう向き合うか?
- 夫の悩みは尽きないようなんですけれども…
- ママのリラックスするタイミングを知ることがとっても大切だそうです。
- 授乳期の子どもがいるママたちがリラックスしているのは…
- どんな時か!実は実験により判明しているそうです。
- 授乳期のママたちがリラックスしている時は…
① オキシトシン が分泌されている授乳の時これが大変 重要だそうです。
②パパがママに向き合ってしっかりと会話をしてあげている時
チコちゃんに叱られる!なぜママになる(妊娠・出産)時 イライラする? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!なぜママになる(妊娠・出産)時 イライラする?
について情報発信させていただきました。