4月17日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ恐怖を感じたとき顔が青ざめる?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ恐怖を感じたとき顔が青ざめる?
なぜ恐怖を感じたとき顔が青ざめる?
答えは、命を守るため
詳しく教えてくださるのは
出血や止血など血液の流れを研究するエキスパート
帝京大学 医療技術学部 教授
川杉 和夫 先生(かわすぎ かずお)
- 人間は恐怖を感じると 血液の流れが悪くなるそうです。
- このときポイントとなるのが 血管収縮線維 だそうです。
- 人の体の隅々には毛細血管があります。
- 血管の周りの筋肉にはさまざまな組織がありその1つが 血管収縮線維 だそうです。
- 恐怖を感じると 血管収縮線維 は脳からの指令によってが血管を縮めるそうです。
- そして全身の血液の流れが悪くなり顔の表面の血流も減り顔が青白く見えるそうです。
- なぜ恐怖を感じると血液の流れが悪くなるのでしょうか?
- それは人間が命を守るためだそうです。
- 人類の祖先が自然のなかで暮らしていたはるか昔 医学的知識がなく ケガなどで出血しても治療することができませんでした。
- 出血する=命の危険だったそうです。
- そこで人間の体は ケガをするかもしれない状況 つまり 恐怖を感じるような状況 でいち早く血液の流れを悪くして出血量を少なくするように進化したと考えられているそうです。
- 近年 恐怖を感じたときに血液にある変化が起こることがわかってきたそうです。
- それは恐怖を感じると血液が固まりやすくなることがわかっているそうです。
- 2015年オランダ・ライデン大学の研究で 健康な若い男女24人にホラー映画を見てもらいその前後の血液を調べてみると映画を見た後のほとんどの人の血液が固まりやすくなっていることが判明したそうです。
- 川杉和夫 先生も、学生にホラー映画を見せて血液の固まりやすさを実験したら同じような
結果が出てビックリしたそうです。 - つまり 恐怖を感じると 血管が縮むだけでなく 血液も固まりやすい状態になってさらに流れにくくなり顔が青ざめたように見えるかもしれないそうです。
- 血液が固まりやすいということは、直ぐに血が固まって出血が少なくてすむということでしょうか?
- なぜ恐怖を感じると血液が固まりやすくなる理由についてはまだよくわかってないそうです。
- 固まりやすくなった血液は30分~1時間くらいで元の状態に戻るそうです。
- 恐怖を感じ命の危険にされらされたと認識したほんの少しの間だけ血液の働きに変化が
起こるんだそうです。 - 人体の不思議としか言いようが無いそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ恐怖を感じたとき顔が青ざめる? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!なぜ恐怖を感じたとき顔が青ざめる?
について情報発信させていただきました。