10月4日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ紙で指を切るととても痛い?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!なぜ紙で指を切るととても痛い?
なぜ紙で指を切るととても痛い?
答えは、ノコギリで切られた感じだから
詳しく教えてくださるのは
紙の構造や用途について35年間研究を続けている
筑波大学 環境材料科学研究室 教授
江前 敏晴 先生(えのまえ としはる)
- 紙で指を切ったときにすごく痛いのは実は紙のフチに秘密があるそうです。
- 紙のフチはどうなっているのでしょうか?
- ごく普通のコピー用紙のフチを光学顕微鏡で見てみると…
- 紙は、繊維が結合したものでフチがギザギザしているそうです。
- チラシなどに使われているコート紙を見てみると…
- やはりコート紙のフチもやはりギザギザしているそうです。
- つまりギザギザした紙で指を切るというのはナイフで切るというよりもノコギリで切っているのと同じだそうです。
- 例えばリンゴを鋭利なナイフで切った場合は、刃には何も残っていないそうです。
- しかし、ノコギリで切った場合は、ギザギザした部分でリンゴを削り取ってしまうことがわかるそうです。
- つまり、ギザギザした紙で切ることはノコギリで切っているようなものだそうです。
- とても痛いということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
- では実際、紙で指を切ったとき、どれほど削れているのか実験しようと思い協力してくれるADさんがいないか聞いてみました。
- ディレクター「紙で指を切ってもいい人手を挙げてください」
- 8人のADさんはだれも手を挙げませんでした。
- 当然ですよね。
- それに、一歩間違えたら、問題になって番組終了になるので…
- 魚肉ソーセージで実験をすることにしました。
- 紙で魚肉ソーセージを切るとどれくらいけづれるのか?
- 魚肉ソーセージを切り、切る前と顕微鏡で比較して見てみると…
- かなりたくさん削り取られていることがわかったそうです。
- 更に指を紙で切ると痛い理由がもう一つあるそうです。
- 指は、より敏感である必要があり、指には神経がたくさん集まっていると考えられているそうです。
- とおっしゃるのは?
人が痛みを感じる研究をする
昭和大学 緩和医療科 特任教授
岡本健一郎 先生(おかもと けんいちろう)
- 指の役割は?
- 指は物を持ったり、熱いや柔らかい、湿っているなど様々なことを感じるとても大事な部分だそうです。
- さらに指は生活するうえで常に使い続けなければいけないところだそうです。
- 指は、常に刺激を受けて傷口がふさがりにくいそうです。
- そのため、ずーと痛みを感じてしまういとても痛いそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ紙で指を切るととても痛い? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ紙で指を切るととても痛い?
について情報発信させていただきました。