9月20日放送のチコちゃんに叱られる!で
民謡の「ハァ~」ってなに?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!民謡の「ハァ~」ってなに?
民謡の「ハァ~」ってなに?
答えは、時間稼ぎ
詳しく教えてくださるのは
日本全国の民謡を研究されておよそ60年
ものごころついたときから民謡に携わっているお方
東京・品川 日本民謡会館
公益財団法人 日本民謡協会 常務理事
榎本 秀水 先生(えのもと しゅうすい)
- 民謡というのは本来 そのときの自分の心情を歌うものだそうです。
- その場で即興で歌うことが多かったそうです。
- 民衆が即興で時間稼ぎに歌っていた「ハァ~」がいつのまにか定着してそのまま歌詞になったそうです。
- 民衆が作業している時の「作業唄」として歌われていたそうです。
- 例えば新潟の有名な民謡「佐渡おけさ」はもともとは金山で鉱石をより分ける作業のときに即興で歌われていた歌だそうです。
- 作業員たちがその場の思いつきで歌詞を考えながら歌っていたそうです。
- 次に歌う人が歌詞を考えるための時間稼ぎとして「ハァ~」と言っていたそうです。
- 民衆はさまざまなシチュエーションで作業のつらさを少しでも和らげるために リズムに合わせ即興で歌っていたそうです。
- 作業唄の他にも「祝い唄」や「お座敷唄」など幅広い分野で、民謡は歌い継がれてきたそうです。
- ところで なぜ「ハァ~」だったのでしょうか?
- 「え~」でも「う~」でもよかったとは思うのですが「ハ」という音が発音しやすく 明確で力強いためにしっくりためだと思われるそうです。
- 時間稼ぎの他にも「次は私が歌います!」と注目を引いたり「どんな歌詞なんだろう?」という期待感を持たせる そういった理由もあるそうです。
- 担当でディレクターが榎本先生に質問しました。
- 民謡が即興で歌われてたということは 今でいうHIPHOP(ヒップホップ)のフリースタイルラップと同じようなことでしょうか?
- 榎本先生の回答は?
- 「まぁ近いといえば近いところはありますね」
チコちゃんに叱られる!民謡の「ハァ~」ってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!民謡の「ハァ~」ってなに?
について情報発信させていただきました。