8月29日放送のチコちゃんに叱られる!で
国道の数字ってなに?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!国道の数字ってなに?
国道の数字ってなに?
答えは、いろんな理由があるから知っておこう
詳しく教えてくださるのは
国道の整備や管理をおこなっている
国土交通省 道路局 国道・技術科 国道事業調整官
西川 昌宏 先生(にしかわ まさひろ)
- 国道とは国などが管理する道路のこと。
- ※都道府県や政令都市が管理している道路もある。
- 1桁から3桁までの番号がついた一般国道は現在459路線があります。
- 明治時代 日本で初めて国道の番号が付けられました。
- そのほとんどが東京・日本橋を起点としていて港や陸軍の施設、都道府県庁をつなぐ国道に1885(明治18)年 1~44号までの番号を付けたのが始まりでした。
- 1885(明治18)年の国道 1号 東京・日本橋 ~ 神奈川・横浜港
- 1885(明治18)年の国道 2号 東京・日本橋 ~ 神奈川・横浜港 ~ 大阪・大阪港
- 第二次世界大戦後本格的な道路整備が始まりました。
- 終戦後連合国軍総司令官GHQは日本経済を再建するため傷んだ道路の補修を優先した計画を作るよう指示。
- そして、昭和27年「新道路法」制定により1からつけられることになりました。
- 国道が一級国道と二級国道に等級わけされました。
- 一級国道には1桁と2桁 1~40号までの番号が付けられました。
- 1号 東京~大阪
- 2号 大阪~福岡
- 3号 福岡~鹿児島
- 4号 東京~青森
- 5号 函館~札幌
- 6号 東京~宮城
- 7号 新潟~青森
- 8号 新潟~京都
- 9号 京都~山口
- 10号 福岡~鹿児島
- 11号 徳島~松山
- 12号 札幌~旭川
- それぞれの県庁所在地を結ぶ路線を13号から35号と北から順につけられました。
- ここまでが一級国道のことです。
- そして 3桁の番号は二級国道とされ 101号から244号までの144路線だそうです。
- 重要都市を結ぶ補完的な役割を担っていいきました。
- 一級国道は1から57号 二級国道 101から271号まで追加。
- 昭和40年の以降は国道には北から順に3桁の番号が付けられるようになりました。
- しかし 一つだけ例外が…
- 昭和47年沖縄返還で誕生した国道58号は沖縄本島などの骨格をつくる重要な国道として2桁の番号が付けられました。
- 偶然にも58?ゴーヤ すごい偶然ですね。
- こうして日本の国道は459路線となりました。
- 2017年から高速道路にも路線番号がつけられました。
- 東京オリンピック・パラリンピックに向け外国の方にもわかりやすいよう路線番号で案内する取り組みが始まりました。
- 高速道路の路線番号は「E」で始まります。
- 東名高速道路は、E1です。
- E1のEはExpressway(エクスプレスウェイ)のことです。
- 番号はなじみのある似たエリアを通る一般国道の番号を採用したそうです。
チコちゃんに叱られる!国道の数字ってなに? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!国道の数字ってなに?
について情報発信させていただきました。