5月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
フライとカツはなにが違う?
という質問がありました。
なるほどという答えが気になったので調べてみました。
チコちゃんに叱られる!フライとカツはなにが違う?
フライとカツはなにが違う?
答えは、フライは揚げたもの カツはもともと焼いたもの
詳しく教えてくださるのは
4度目登場!
服部栄養専門学校
料理研究家
服部 幸應 先生(はっとり ゆきお)
- フライは英語のdeep fryという言葉からきています。
- deep fryとは 油をたっぷり使って揚げるという意味です。
- 油で揚げた料理のことをさします。
- フライは食材を高温の油で揚げた料理のことです。
- 油で揚げることで食材表面の水分が瞬時に蒸発すると同時に表面が熱で硬くなり殻のような役目をすることで表面はサクッと、中はジューシーになります。
- フライに対してカツとは焼いたものです。
- カツは牛肉を油で焼いたフランス料理でコートレットといいます。
- 日本語に読んだらコートレット言いにくくカツレツになりました。
- 牛肉を油で焼いた料理コートレットというとあまり聞き覚えがありませんよね。
- みなさんご存じだとイタリア料理店のメニュー ミラノ風カツレツはコートレットのスタイルで調理されたレシピの一つです。
- ではコートレット、日本語風に言うとカツレツはどのように作られているのでしょうか?
ここから詳しく教えてくださるのは
1895(明治28)年創業
銀座 老舗洋食店 煉瓦亭
木田 浩一朗 先生(きだ こういちろう)
- 創業当時のカツレツの作り方を教えていただきました。
- ①たたいて薄く伸ばした仔牛肉に小麦粉・卵・パン粉を付けます。
- ②フライパンに油・バターを投入 バターが溶けたら仔牛肉を焼いていきます。
- ③両面を焼くこと3分…
- ④パン粉に油がしっかりと浸み込んだら
- ⑤仔牛のカツレツの完成です。
- 実際に見てみてみると…
- 担当D「仔牛のパン粉焼きみたいな?」
- 木田先生「油がしっかりパン粉に入ってしまうのでちょっとパン粉が潰れたような感じになりますね。」
- 担当D「今は人気メニューとして出されている?」
- 木田先生「こちらは現在ない料理ですね。」
- 創業当時は提供されていたのですが牛肉の濃い味ところもに浸み込んだらバターのこってり感が当時の人々の口に合わずあっという間にメニューから消えてしまいました。
- しかし、初代オーナーの木田元次郎さんが”ある工夫”をしたことで…
- 今では日本の定番メニューともいえる料理が誕生しました。
- 「豚をじゃ使ってみようかということになりまして豚肉ですので特にさっぱりしたかと思います」
- ①牛肉より味がたんぱくな豚肉を油だけでカラッと揚げる。
- ②バターを使うよりサッパリした料理となり新メニューポークカツレツは一躍大人気になりました。
- この豚肉を揚げた料理はいろいろなお店でも出されました。
- いつしか豚カツと名前を変え、定番メニューとして日本人から愛されるようになりました。
- ということは…
- フライは揚げたもの、カツも揚げたものになるのでは?
- ここからは服部先生に聞いてみました。
- 担当D「フライもカツも両方とも揚げてたんですけど…」
- 服部先生「うん…」
- 担当D「どういうことですか?」
- 服部先生「そういうことですね。昔は本当にこう 枝分かれれしていて 揚げもの と 焼きもの成り立ちは そこから来たんだとみなさん知っていた方がいいですね」
チコちゃんに叱られる!フライとカツはなにが違う? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!フライとカツはなにが違う?
について情報発信させていただきました。