9月22日放送のチコちゃんに叱られる!で
リレーの最後の人をアンカーというのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!リレーの最後の人をアンカーというのはなぜ?
リレーの最後の人をアンカーというのはなぜ?
答えは、最後の頼みの綱なんだけど 本当は綱の最後の頼みだから
詳しく教えてくださるのは
言葉の由来に詳しい
京都先端科学大学 人文学部 教授
丸田 博之 先生(まるた ひろし)
- そもそもアンカーっていう言葉は英語で いかり という意味なんですね。
- いかり とは船が停泊する際 流されてしまわないように推定に沈める おもり のこと。
- この いかり を表すアンカーという言葉は…
- 陸上や水泳のリレーで使われるより先に あるスポーツで使われるようになります。
- 実はそれは 綱引きなんですね。
- 運動会でおなじみの綱引き。
- 古代から五穀豊穣を願う儀式などとして 世界各地でおこなわれており
- 1900年の第2回オリンピックから5回連続正式種目になっていたほどメジャーなスポーツ。
- そんな 綱引きのアンカーとは 最後尾で綱を引いている選手のこと。
- 一番最後尾でいる選手 これは綱を引き分けないように
- どっしりと構えておもりになる選手ですから支えになる このチームにおける最後の頼みの綱というような存在になるんですね。
- まさに船が流されないように いかり のような役割を果たすことから 綱引きでは最後尾の選手を アンカーと呼ぶようになったというのです。
- そこから 次第に支えで最後の選手と そういう意味で実は 陸上や水泳でも最後の選手を アンカーというようになったんですね。
- このように 頼みの綱となっているアンカーは他の分野にも。
- 実は皆さんが大変よく知っておられる サッカーにもアンカーという選手がいるんです。
- サッカーでのアンカーは…
- ディフェンス陣の中の一歩前のところにいて 空いたスペースを埋めて…
- そして 相手のボールをいち早くダッシュして そして今度は攻撃の起点となるパスを また味方に出す攻守のかなめになる重要なポジションがアンカーなんですね。
- 日本代表では過去に長谷部選手が務めたことがあるポジション。
- さらに ニュース番組にも 実はアンカーという人がいるんですよ。
- ニュース番組においては記者が取材した情報を最後に視聴者に伝えるキャスターのことをアンカーと読んだり
- さまざまな話題に対し 中立な立場で番組を取り仕切る司会者をアンカーと呼ぶ場合があります。
- そして これらのアンカー以外にも こんな人がアンカーと呼ばれています。
- 実はアメリカの海軍兵学校のある生徒を アンカーとゆうんですね。
- 海軍兵学校では 一番成績の悪い卒業生のことを アンカーというふうに呼ぶんですね。
- 海の一番底にあるのが いかり アンカーですよね。
- そういう意味では成績が底なわけですから 全生徒の中で一番底にある生徒。
- これをアンカーというふうに読んでいるわけですよね。
- 以外にも世の中にはさまざまなアンカーがいることがわかりました。
チコちゃんに叱られる!リレーの最後の人をアンカーというのはなぜ? まとめ
今回は チコちゃんに叱られる!リレーの最後の人をアンカーというのはなぜ?
について情報発信させていただきました。