5月3日放送のチコちゃんに叱られる!で
雲が落ちてこないのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!雲が落ちてこないのはなぜ?
雲が落ちてこないのはなぜ?
答えは、落ちたくても落ちられないから
教えてくださるのは
雲の研究一筋25年 雲のスペシャリスト
神奈川県・平塚市 東海大学 情報理工学部情報科学科 教授
中島 孝 先生(なかじま たかし)
- 雲を作る雲の粒は実は落ちようとしているそうです。
- しかし 上向きの風で持ち上げられてしまうため落ちたくても落ちられないそうです。
- そもそも雲はどのようにできるのでしょうか?
- 地上の水が太陽の光で温められると水は蒸発して水蒸気になるそうです。
- しかし それだけでは雲にならないそうです。
- 実は雲を作るために大切なのが「ちり」だそうです。
- 「ちり」と水蒸気が一緒に上へと向かう空気の流れ上昇気流によって上空に上がると「ちり」を中心に水蒸気がくっつき、水や氷の粒に変化するそうです。
- さらに この粒がたくさん集まって やっと雲になるそうです。
- 「ちり」に水蒸気がくっつくことで雲はできていたそうです。
- ちなみになぜ雨が降るかというと その仕組みにもいろいろあるそうです。
- ※温度の低い冷たい雲の場合は※
- 主なものでいうと温度の低い冷たい雲の場合は雲の中にある水や氷の粒が上空の冷たい空気で冷やされてほとんどが氷の粒に変化するそうです。
- その氷の粒は成長するにつれて重くなり雲の中を落下するようになるそうです。
- その過程でさらに、氷の粒に水蒸気がくっつき雪の結晶になるそうです。
- 雲の下の方は気温が高いので雪の結晶が溶けて雨粒に変化して地上まで落ちてくるそうです。
- つまり 地上で降っている雨のほとんどは雪だそうです。
- 地上付近の気温が低い冬の場合は雪の結晶が溶けずに雪として地上に振ってくるそうです。
- 雨や雪は落ちて来るのに なぜ雲は落ちてこないのでしょうか?
- 地球には重力が存在しているので雲の粒にも落ちる力が働くそうです。
- 雲の中の粒は 直径約0.02mmしかなくとても軽いそうです。
- そして空気抵抗を受ける結果 雲の粒の落下速度は秒速約1cmしかないそうです。
- 雲の粒の落ちる速さを雨や雪と比べると?
- 雨:雨粒の落下速度は 直径2mmの一般的な雨で秒速約6m 時速になおすと時速約22kmでマラソン選手よりちょっと速いくらいのスピードだそうです。
- 雪の落下速度は時速約4km 人が歩くくらいのスピードだそうです。
- 雨粒や雪粒の落ちるスピードに比べて雲粒の落ちる速度は非常に遅いそうです。
- 遅いと言っても雲粒の落ちるところを見たことが無いのはなぜでしょうか?
- 雲が上昇気流があるところにできるからだそうです。
- 上昇気流と落下の板挟みにあって雲粒は落ちたくても落ちることができないそうです。
- 雲粒の落ちるスピードよりも上昇気流のほうが速いので雲粒は落ちようとしても落ちられず 持ち上げられてしまうそうです。
チコちゃんに叱られる!雲が落ちてこないのはなぜ? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!雲が落ちてこないのはなぜ?
について情報発信させていただきました。