4月12日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ猫は魚が好き?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ猫は魚が好き?
なぜ猫は魚が好き?
答えは、日本人が魚好きだから
教えてくださるのは
静岡県・伊東市 ねこの博物館 館長
日本動物科学研究所 所長
今泉 忠明 先生(いまいずみ ただあき)
- 猫はライオンなどと同じ肉食動物だそうです。
- 猫はもともとはネズミや鳥などの肉を食べるそうです。
- 日本では猫は魚が好きだと思っている人が多いようです。
- キャットフードも魚入りのキャットフードが多いそうです。
- 猫が魚好きだと思っているのは日本だけだそうです。
- 日本以外の国では、牛肉、鶏肉、中にはイノシシといった動物の肉を食べさせることが多いそうです。
- なぜ「猫は魚好き」というイメージになったのか?
- 私たちになじみ深い家猫の祖先は「リビアヤマネコ」だそうです。
- 「リビアヤマネコ」は西アジアからアフリカ北部などに生息しているそうです。
- 「リビアヤマネコ」を人間が飼うようになったのは約一万年前からだそうです。
- 人が定住し農耕を営むようになって、頭を悩ませたのがネズミだったそうです。
- 畑や蔵の穀物などを食い荒らすネズミを駆除するためにリビアヤマネコを家畜化して飼うようになったそうです。
- ネコを飼う習慣は古代エジプトから世界各地へ伝わっていったそうです。
- エジプトには紀元前1350年頃に猫が描かれた壁画が残っているそうです。
- 一方、日本には家畜、つまりペットとして飼われているような猫はいなかったそうです。
- 今のような飼い猫は中国から伝わり、奈良時代には日本にいたと言われているそうです。
- 奈良時代の当時は貴族など一部の限られた人たちを中心に飼われていたそうです。
- 平安時代の宇多天皇は大の猫好きだったそうです。
- 宇多天皇の日記のような書物「寛平御記」「河海抄」に、その様子がえがかれているそうです。
- 「よその猫たちの毛色は、みんな浅い黒ばかりだけど、私の猫だけは墨のように美しい黒なのだ」と元祖猫ブログのような猫自慢がつづられているそうです。
- 猫が庶民のペットとして一気に増えたのは江戸時代だそうです。
- そのきっかけは、第5代将軍 徳川綱吉が出した生類憐みの令という動物愛護法だそうです。
- 生類憐みの令の以前は、猫をつないで飼うのが一般的だったそうです。
- 徳川綱吉は、猫をつないで飼うことを禁止したそうです。
- 放し飼いとなった猫は街を徘徊するようになり爆発的に増えたそうです。
- 猫が爆発的に増えたことで一気に一般庶民も猫を飼うようになったそうです。
- そんな江戸時代の当時に猫が食べていたのは?
- 猫の餌は人間の食べ残しの魚がメインだったそうです。
- 江戸時代の日本には動物の肉を食べる習慣がほとんどなかったそうです。
- 食事の中心は米と魚だったそうです。
- 猫はエネルギー源としてタンパク質が必要だそうです。
- 江戸時代 簡単に食べられるたんぱく質は魚しかなかったそうです。
- 本来は肉好きな猫が魚好きになった理由だそうです。
- 猫の味の好みのこだわりは乳離れした後の約12週間に食べた物でに決まるそうです。
- 日本の猫が魚を好むのは、ほとんど生まれたときから魚を食べているからだそうです。
- たとえば主食がトウモロコシのメキシコでは子猫がトウモロコシを美味しそうに食べているそうです。
- また酪農が盛んなスイスでは猫が優雅にチーズをほおばっているそうです。
- そしてイタリアのシチリア島の猫はトマトソースのパスタが大好物だそうです。
- 最後に、今回教えていただいた今泉忠明先生に質問しました。
- 「猫の魅力ってなんですか?」
- 今泉先生の答えは
- 「猫が廊下の向こうにいますね。そしたら顔をパッと出すと猫がピタッと止まるるんですよ。これは狩りのときにスズメに接近するような同じなんです。何か食べ始めると、ズズッて来るから、そこが面白いなぁって思って。」
- 「やっぱり今泉先生 猫がかわいいですか?」
- 「いやかわいくはないですけどね。」
- どうやら今泉先生は、猫が好きで研究をしているわけではないそうです。
- 変なオチで終わってしまいましたね。
チコちゃんに叱られる!なぜ猫は魚が好き まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ猫は魚が好き?
について情報発信させていただきました。