8月23日放送のチコちゃんに叱られる!で
なぜ鳥は卵を温める?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!なぜ鳥は卵を温める?
なぜ鳥は卵を温める?
答えは、体が冷えて気持ちいいから
詳しく教えてくださるのは
4度目の登場!動物の生態に詳しい
東京・墨田区 日本動物科学研究所 所長
今泉 忠明 先生(いまいずみ ただあき)
- なぜ鳥が卵を温めるかというと 実は自分の体が冷えて気持ちいいからだそうです。
- 鳥の卵は温めないと成長できません。
- そもそも親鳥はそんなことを知っているわけではないそうです。
- しかも鳥は羽毛に体を覆われているため、体温が卵に伝わりにくく温めることがでないそうです。
- 鳥は繁殖期に胸からおなかにかけての羽毛が自然に抜け落ちるそうです。
- 抱卵斑(ほうらんはん) 言ってみればハゲみたいになるそうです。
- この羽毛が抜け落ちた部分は血管が枝分かれして温かい部分の面積が増えるそうです。
- 抱卵斑(約39℃)ここに直接卵が触れると卵(約34℃)の成長が進むそうです。
- 実は親鳥自身は自分の子どもを早く育てるために温めているわけではないそうです。
- 皮膚(抱卵班)に冷たい卵が当たると「気持ちいい~」と思っているそうです。
- ちなみに卵の片側が温まってくると卵を転がして新たな冷たい面をおなかに側に向けて
また温めることで卵が均一に成長すると考えられているそうです。 - つまり鳥が卵を温めるのは子どもを育てるためというより 自分の体が冷えて気持ちいいいからだそうです。
- 「気持ちいい」という快感によって卵を育てるよう導いているそうです。
- 愛情ではなく子孫を残すために体にプログラミングされた仕組みだそうです。
- 他の鳥が卵を襲うとき必死でももりますよね?
- それは愛ではないそうです。
- 動物は全部自分のものだと思っているそうです。
- 自分のものをほかの者に取られたくないと思っているそうです。
- ペンギンは極寒の地で寒さに耐えて卵を守るのは愛じゃないそうです。
- ペンギンの羽毛は保温性が高く抱卵班に冷たい卵が当たると気持ちいいと感じているというそうです。
- 産卵を終えたメスはすぐに海へ食べ物を探しに行ってしまうため オスが卵を温めるそうです。
- しかし 2週間ほどで戻るはずのメスが3~4日遅れるとオスは空腹に耐えきれず 卵を捨てて海へ出ることも多いそうです。
- 愛があれば自分が最後まで抱っこしてますよね。
- ヒナがかえったら親鳥は必死にエサをヒナに与えるのは愛ですか?
- それも愛ではないそうです。
- 親鳥はヒナの口の中の赤や黄色が見えると脳が反応しそこに餌を入れなければならないという反射的な行動に出るそうです。
- また色に反応して餌を取りにいくそうです。
- これを繰り返しているそうです。
- つまり刺激に対する反応ということだそうです。
- 今泉 先生いわく
- 人間の物差しで愛情とか母性とか決めちゃわないで動物目線で探求していくそういうものを追い続けることがロマンということなんだろうなあと思います。
- 「愛ではない」という解説についてはあくまでも 動物行動学に基づいた見解の一つだそうです。
チコちゃんに叱られる!なぜ鳥は卵を温める? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!なぜ鳥は卵を温める?
について情報発信させていただきました。