12月7日放送のチコちゃんに叱られる!で
マイクを持つと小指がピーンとなるのはなぜ?
という質問がありました。
チコちゃんに叱られる!マイクを持つと小指がピーンとなるのはなぜ?
マイクを持つと小指がピーンとなるのはなぜ?
答えは、人間はそーっとモノをつまもうとすると小指がピーンとなる生き物だから
詳しく教えてくださるのは
人間の筋肉の働きを研究する
早稲田大学 フロンティア・リサーチセンター スポーツ科学学術院 教授
川上 泰雄 先生(かわかみ やすお)
- 人間が物を持つときの動きは主に「握る」と「つまむ」があるそうです。
- 小指がピーンとなるのは、この「つまむ」ときだそうです。
- 明確なメカニズムはまだ解明されていないそうです。
- 考えられるのは手の筋肉が関係しているということだそうです。
- その筋肉とは、指を曲げるときと伸ばすときに使われる筋肉だそうです。
- 手のひら側には指を曲げる筋肉が2種類あるそうです。
- それは、浅指屈筋(せんしくっきん)と深指屈筋(しんしくっきん)だそうです。
- 握る場合は大きな力を発揮する2つの筋肉が関係しているそうです。
- そして、指を伸ばす場合は手の甲側にある総指伸筋が関連しているそうです。
- この総指伸筋が小指ピーンに重要な役割を果たしているそうです。
- 指で物をつまむときには、主に手のひら側の屈筋が使われるそうです。
- 握るときほどの大きな力は必要ないということで、手の甲側の伸筋を使うことで屈筋の力を弱める働きがあるそうです。
- 人間は握るほどの大きな力を必要としないときに自然と「つまむ」というどうさを選択しているそうです。
- そのときに指を曲げる筋肉による大きな力を、指を伸ばす筋肉を使って抑えているそうです。
- そのときに指がピーンとなるそうです。
- 実際に握力計を使った実験で、小指も含めた全部の指で握った場合と小指だけを離した状態で握った場合で握力を比較してみました。
- 全部の指で握ったときは40.9kg、小指を離したときは29.1kgでその差が約12kgの差がありました。
- 小指以外の4本の指を伸ばす筋肉(総指伸筋・そうししんきん)と小指だけの独立した小指を伸ばす筋肉(小指伸筋・しょうししんきん)があるそうです。
- 物をつまもうとすつときには小指側の伸筋(小指伸筋)も活動してその結果として小指が特にピーンと伸びるそうです。
- 独立した筋肉が存在するから小指が伸びやすいということだそうです。
- 小指がピーンとなるということは、「つまむ」ようにマイクを持っているそうです。
- さらに番組では小指ピーンに新たな法則も発見したそうです。
- 小指ピーンな人に共通することがあるそうです。
- それは、小指ピーンの法則「歌が上手い」ということだそうです。
- あくまでも番組が独自に発見した法則だそうです。
- 小指を伸ばす筋肉(小指伸筋・しょうしんしんきん)は生まれつきない人もいて、そうゆう人は小指ピーンになりにくいと言われているそうです。
- ただし、日常生活に支障はないそうです。
- 小指伸筋があるかどうかを簡単にチェックする方法は?
- 川上先生によると、両手でグーを作って第二関節同士をピッタリとくっつけます。
- その状態で両手の中指を伸ばしてみます。
- この状態で中指同士を離そうとします。
- 他の指はピッタリとつけたままにします。
- 中指を離そうとすると人差し指が離れがちですがピッタリくっついていると中指が動かないのが普通だそうです。
- 今度は両手で小指を伸ばしてみます。
- 他の指がピッタリついていても、小指だけは開いたり閉じたり自由に動くか?
- 自由に動かせる人は小指を伸ばす筋肉(小指伸筋)が独立している人だそうです。
- 動かせない人は小指伸筋が独立していない(筋肉がない)人だそうです。
- ピアニストなど指を動かす習慣がある人は指が離れる可能性があるそうです。
チコちゃんに叱られる!マイクを持つと小指がピーンとなるのはなぜ? まとめ
今回は、チコちゃんに叱られる!マイクを持つと小指がピーンとなるのはなぜ?
について情報発信させていただきました。